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ヒカリゴケの妖かしの光に誘われて人肉を屠る夜

 
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だれの心にも人喰いハンニバルは潜んでいる。ある高名なカニバリスト

淫蕩と暴力と食人は一体である。エロスの涙を流す者

殺せ。屠れ。喰え。すべては生き延びるための糧である。砂漠の思想者

とりすました笑みを浮かべ、虫も殺さぬような者こそが仔羊を屠り、むさぼり喰うことを虎視眈眈と狙っている。仔羊は隣人であり、父であり、母であり、兄弟であり、我が子である。砂漠の思想者

眼をよく見てみるがいい。彼/彼女の眼は笑っていない。笑うわけがない。なぜなら、隙あらば飛びかかり、喉元に喰らいつこうと狙っているからだ。砂漠の思想者


ヒカリゴケの妖かしの光に誘われて、厳冬のペンノキ鼻に出かけた。海草類と数頭のトッカリと不運な船乗りを屠って生き延びた「崩壊する時間」と樹海を記録しつづける男は、金緑色に輝くジストステガ・ペンナータが密生した巨大な山毛欅の倒木の縁に腰かけている。


北風をさえぎる壁のかたちで立つイタリア・ポプラの並木の南側にブラックバカラ・ローズガーデンはある。連日の好天でいっきにブラックバカラの秋バラが花開いた。

非の打ちどころのないフォルム。妖色のドレスをまとった黒い運命の女たち。オータム・ローズを家来のように従えている。束の間の木洩れ陽が黒いファムファタール・ローズの運命を照らしだす。

秋バラを見ずにバラを語ってはならない。遠い昔の私のあやういバラの記憶のファムファタールが言った言葉を思いだす。

厳冬のペンノキ鼻で海草類と数頭のトッカリと不運な船乗りを屠って生き延びた夜に現れたファムファタール、運命の女。

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by enzo_morinari | 2019-02-24 05:14 | ヒカリゴケの妖かしの光に誘われて | Trackback | Comments(0)

ゼロの世界/ゴーストバスター、篠つく雨の夕闇で異界の者と遭遇する。

 
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淫蕩と暴力と食人は一体である。エロスの涙を流す者

だれの心にも人喰いハンニバルは潜んでいる。あるカニバリスト

オバケ女はなにかとよくしてくれる。オバケ女の名は緒環志づ。志づの作る小田巻蒸しは絶品だ。穴子の蒲焼き/鶏肉のかわりにとり殺した男の脳みそを炙ったものが入っている。生来のカニバリストとしてはたまらない。やはり、食人興業の時代を生きた明治の女はいい。森鳴燕蔵 (『屠人主義者譫言/食人主義者宣言』)


中学3年の秋。長雨が2週間もつづいていた。

世界が闇にすっぽりと包まれはじめた頃、ドアを激しく叩く音がした。中学の同級生である新倉イワオの息子の新倉イサオと小松帯刀の玄孫の小松ケンジの2人。2人とも青ざめていた。

「で、出た…」とイサオ。
「なにが?」
「お、お、オバケ…」とケンジ。
「ばかばかしい」

彼らとはその年の秋から始まった熊倉一雄がパーソナリティ/案内役をつとめる『ゼロの世界』を一緒に聴いていた。毎週月曜日-金曜日の午後9時半からの10分間、ラジオにかじりつき、ゾクゾクしながら。

『ゼロの世界』は1話完結のわずか10分間の恐怖/怪奇/超常/心霊現象を主題としたラジオ・ドラマだった。いまなら、さしずめオカルトものということにでもなるんだろう。

熊倉一雄の語り口が恐怖を誘った。聴いているあいだ、ビクビクしながら、しきりにだれもいない後ろをふりかえった。3回に1回、うしろの百太郎と目が合った。百太郎はアルビノのように真っ白だった。

1度だけ丸い眉墨のあたりにデコピンをくらわしてやった。百太郎はすごく痛がり、「この恨み晴らさでおくべきか」と言うので、「それは浦見魔太郎の決めゼリフだから」と言ってニックを42ブッサリした。百太郎はお詫びにといつでも悪魔くんを呼び出せる魔方陣とガミ術/コンレイ術という妖術の虎の巻とOuija Boardとコックリさんのセットを一式置き、『メリー・ジェーン』を鼻歌まじりに歌いながら帰っていった。

イサオとケンジの要領をえない話によれば、京浜急行の線路沿いの木造モルタルのアパートが立ちならぶ小さな空き地の隅に髪の長い女のオバケ/幽霊が立っていたという。そこはイサオが自宅に帰るためにどうしても通らなければならない場所だった。その木造モルタル・アパート群では何人もの自殺者が出ていた。それだけではない。その空き地のすぐ横を京浜急行が通っていて、飛びこみ自殺や線路を渡ろうとして電車に轢かれる事故が多発していたのだ。空き地の前には8体のお地蔵さんが祀られた祠があった。花や供物が絶えることはなかった。

「オバケならおれが追い払ってやる。オバケじゃないなら鍋にでもして喰っちまおうじゃねえかよ」

懐中電灯と木刀と共用のガスボンベを携えてオバケの待つ現場に向かった。雨はさらに細くなっていた。幾千億本の雨の線。

たしかにオバケはいた。黒くて長い髪の毛は雨に濡れていた。濡れた髪の毛をみて、物理現象の影響は受けているんだなと思った。イサオとケンジは私の後ろに隠れるようにしていた。

長い黒髪の女オバケにたずねた。

「ここでなにやってんだ?」
「待ってる」
「だれを? なにを?」
「あのひとを」
「あのひとは来ない」
「どうして?」
「あのひとはもうこの世界にいないからだ」
「どうしてこの世界にいないの?」
「とっくの昔に死んだから」
「あのひとが死んだ?」
「戦争が終わってすぐにな」
「そう…」
「帰りな。そして、もう来たらいけないよ」
「はい。そうします」

オバケはゆっくりと消えた。

「すげえ。でも、なんで?」とイサオがたずねた。
「簡単な話だ。あのオバケ女の身なりや身につけているのは大正時代初期のものだった。竹久夢二の画に出てくるような女だった。夢二式美人ってやつだ。宵待草に描かれているような女。ってことは”あのひと”も大正時代初期のやつだから、とっくの昔に死んでるはずだ」
「さすが教授」とケンジが感心した声をあげた。だが、話はそれで終わらない。

翌日、イサオが血相を変えて私のクラスにやってきた。

「どうした?」
「ヤバイよ。ヤバイよ。これ見てよ」

イサオが私の机の上に置いたのはセピア色に褪色した写真だった。どの写真にもオバケ女が写っていた。オバケ女といっしょにイサオによく似たやつが写っていた。

「このおまえによく似た野郎は?」
「じいちゃん」
「なるほどな。これですべて腑に落ちた」
「教授。これからどうなるのかな?」
「そうだな。ギャラ次第だ」
「えっ!? またおカネですか?」
「またカネだ。ここのところ、なにかと入り用でな。ベトナム戦争の和平交渉のからみで株で大損ぶっこいちまったしよ」

その後、イサオは名うての竿師となり、おつむのできの悪い女を大勢だまくらかして結婚詐欺で刑務所に入れられ、50歳目前に刑務所の中で梅毒が元で死んだ。イサオの爺さんとおなじ。因果はめぐるのだ。ケンジは本牧千代崎町で小さな魚屋をやっている。「人間の死体を喰ってる魚はうまい」とふざけたことを言うヘンなやつだ。しかし、実際にそのとおりだし、人間の死体を喰った魚よりはるかにうまいのは人間だ。これは経験則である。

私? 私はオバケ女と暮らしている。オバケ女はなにかとよくしてくれる。オバケ女の名は緒環志づ。志づの作る小田巻蒸しは絶品だ。穴子の蒲焼き/鶏肉のかわりにとり殺した男の脳みそを炙ったものが入っている。生来のカニバリストとしてはたまらない。やはり、食人興業の時代を生きた明治の女はいい。

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Ghostbusters - Ray Parker Jr. (1984)

Michael Jackson - Thriller (1982)
 
by enzo_morinari | 2019-02-23 01:11 | ゼロの世界 | Trackback | Comments(0)

ゼロの世界/夕闇の熊倉一雄 街にまだ闇があった頃

 
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あなたは信じますか。今わたしの歩いてきた道を。
過去でも、現在でも、未来でもない、ゼロの世界を。
あなた、後ろを見てください。誰もいませんね?
では、あなただけに聴いてもらいます。
ゼロの世界の案内人


街がまだ闇に覆われていた頃。光源は蛍光灯でも水銀灯でもハロゲン・ランプでもなく、白熱灯だった。LEDは存在していないどころか、アイデアすら浮かんでいない時代。

世界には白熱灯の赤みを帯びた光が作りだす曖昧な影がそこここにあった。夕暮れ/夕闇で曖昧な影と遭遇することがよくあった。それはゼロの世界の入口だ。熊倉一雄はゼロの世界の番人あるいは案内人だった。

熊倉一雄は死んでゼロの世界の住人となり、昭和は遠い昔のおぼろげな記憶の彼方へと去って、平成すらも終わろうとしているいまこそ、闇の世界の復権を強く願う。
 
by enzo_morinari | 2019-02-22 20:52 | ゼロの世界 | Trackback | Comments(0)

TOKYO STORIES/風をブレイクしたのはだれか? チーズを切ったのはだれか?

 
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マットンヤー・ユミーンに似た取り澄まし女は虫も殺さぬような顔をしていたが、リノリウムの床を這う巨大なゴキブリをハイヒールのカカトで1発で仕留めた。なにごともなかったような表情で。実際、女は眉ひとつ動かさなかったが、剥きたてのゆで玉子女のほうからキャマンベールのにおいが漂ってきた。ゴキブリを葬った拍子に力が入って、尻がカミナリを放ったんだろう。あるいは近藤正臣のようにスカしたかだ。もしくはキャンディーズの田中好子したか。

剥きたてのゆで玉子女にたずねた。

「水素爆弾落とした?」
「は? 水素爆弾って?」
「お尻のカミナリ」
「ああ。なるほど。わたしではありません。生まれてから1度もFartもBurpもしたことありませんから。ちょっとラバトリをお借りします」

剥きたてのゆで玉子女が部屋を出ていったのを確認してからデスクの隠しボタンを押した。ブリブリブリバリバリバリゴギャゴギャグギャギャという轟音がモニター・スピーカーから聴こえてきた。地獄の邏卒が憤怒に燃えて放つ唸り声のようなゲップの音も。直後、ラバトリから悪魔のチーズ、カース・マルツゥ/Formaggio Marcioのにおいがしてきた。記憶はそこまでしかない。

風は完膚なきまでにブレイクされた。風は死んだ。風の歌は聴こえない。もうチーズはたくさんだ。いまこそ、ナポレオン・ボナパルトの気持ちがわかる。


Break Wind (Austin Powers)
 
by enzo_morinari | 2019-02-21 20:12 | TOKYO STORIES | Trackback | Comments(0)

道をあけろ!/One Way, One Mic, One Life. 最凶最悪の大量殺戮兵器のカラシニコフ銃を持ち歩いていた頃

 
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そこの道あけろ 俺らが通ってきたはこのRoad
おカドちがいはウチで寝てろ Follow me, keep it real.
AK-69 a.k.a Kalassy Nikoff

自分の歩く道に立ちはだかるやつは手加減なし容赦なしで踏みつぶした。ふりかえると、歩いてきた道にはぺんぺん草1本すら生えていなかった。E-M-M

人の数と大きさはそれほど重要ではない。「たった一人で炎の中心に立つ仕事」ができるか否か。そこがホンモノかただのカスかの分かれ目になる。HanG-NyA


2008年。50歳の冬はいつもカラシニコフ銃を持ち歩いていた。AK-69 a.k.a Kalassy Nikoffという名のカラシニコフ銃を。AppleのiPod touch Gen.2 Ver.35-GTRで。

iPod touchにはAK-69 a.k.a Kalassy Nikoffの全曲がインストールしてあった。『One Way, One Mic, One Life』と『Follow Me/道をあけろ!』を1番聴いた。必殺無類の名刀を懐深く忍ばせているような気分だった。これでいくらでも世界を真っぷたつにぶった切れると思った。ぶった切った。

50年の人生で1番Street Fight/肉体言語闘争をした。相手はだれでもよかった。自分の歩く道に立ちはだかるやつは手加減なし容赦なしで踏みつぶした。ふりかえると、歩いてきた道にはぺんぺん草1本すら生えていなかった。よく虹子が声をふるわせながら「背中から血煙が出てます」と言った。


One Way, One Mic, One Life - AK-69 a.k.a Kalassy Nikoff feat.般若 (Triumphant Return -Redsta iz Back-/2008)

Follow Me - AK-69 a.k.a Kalassy Nikoff

Fxxk off - AK-69 a.k.a Kalassy Nikoff(The Cartel From Streets/2009)
 
by enzo_morinari | 2019-02-21 13:41 | 道をあけろ! | Trackback | Comments(0)

Deep Black Nights/あれは幻の夜だったのか?

 
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Calendarium Gregorianum 1975年、秋。高校の文化祭の夜だった。時代は気の抜けた7UPのようにのっぺりとした貌をしていた。つまらなかった。退屈だった。いつも苛立っていた。ストリート・ファイト/肉体言語闘争に明け暮れていた。シラケ世代? 冗談じゃない。私は滾っていた。世界を憎み、世界に憤怒していた。世界の殺し方を探っていた。シラケ鳥は手加減なし容赦なしで撃ち落とした。

国鉄がスト権ストをやって、しょっちゅう東海道線が止まった。退屈しのぎに、動労のポンコツヘッポコスカタン木偶の坊の腑抜けと藤沢の駅前で肉体言語闘争した。7戦7勝。逮捕3回。横浜少年鑑別所収容2回。いずれも不処分。つまり、無罪。保護観察処分もされず、保護司すらつかなかった。審判のときに、緊急避難/カルネアーデスの板の法理を展開した。横浜家庭裁判所の定年退官間近の裁判官はすごく嬉しそうだった。裁判官は高校の先輩だった。Deep Black Nightsはそんな日々のさなかにやってきた。

文化祭最終日。体育館で演劇や踊りや音楽の出し物が行われた。冷やかし全部で体育館に入った。

私が脚本を書き、演出した大江健三郎の『敬老週間』は好評だった。次に舞台にあがったのはDeep Purpleのコピーバンド。

Highway StarもSmoke on the WaterもStrange Kind of WomenもBlack Nightもひどいものだった。

Ian Gillanは絞め殺された白色レグホン、フィッシャー症候群亜種のイラン・ギラン=バレーだった。Ritchie Blackmoreのソロ・パートは高速道路どころか肥溜めのにおいのするクソ田舎の農道だった。吐きそうになった。Strange Kind of Womenは棺桶に首までつかった意地悪ばあさん、Black NightはPlaque Night/歯垢の夜、Smoke on the Waterに至っては凡愚のやりすぎで脳みそがケムリになったようだった。我慢の限界だった。

私は学ランを脱ぎ捨て、上半身裸で舞台に駆けあがった。胸のど真ん中に秀英社明朝体で大きく、背中一面には桜吹雪の刺青。おどろくポンコツ・バンド。リード・ギターをもぎ取り、ストラップをかけ、狂っているチューニングをなおしてからマイク・スタンドを蹴り上げ、片手でキャッチして言った。

「こどもの時間、演歌と童謡の時間は終わりだ。おまえら、悪魔に会いたいか? 悪魔の夜を越えたいか? Fuckな校則をぶっちぎって、悪魔の湘南高速の星になりたいか?」

体育館が壊れるのではないかというくらいの大歓声があがった。ドラムスのやつをちらとみてHighway Starと言い、ドラムスがうなずくのを確認してからピックアップ・ヴォリュームとアンプのヴォリュームをMaxにし、BIGのボールペンのキャップをピックがわりにしてHighway Starの出だしのGのコードを5回かき鳴らした。そして、声をかぎりにShoutした。


Nobody gonna take my car. I'm gonna race it to the ground. Nobody gonna beat my car. It's gonna break the speed of sound. Ooh it's a killing machine. Highway Star…


間奏とギター・ソロのあいだにChuck BerryのDuck Walkを3往復半やったら、割れんばかりの拍手と歓声が起こった。「アンコール! アンコール!」の合唱があったが手で制し、コントロールされたマムシ顔で凄みをきかせて「アンコールもけっこうだが、ギャラはたけえぞ」と言ってやった。

アクビをした野郎がみえたので、そいつを指差して「アクビをしたおまえ! ただで済むと思うなよ! あとで体育館の裏までこい!」

しんと静まりかえった。アクビ野郎は機械仕掛けのオレンジみたいにカクカクと高速で頭を上下させていた。アクビ野郎は謝っているつもりだったんだろうが、謝って済むなら警察はいらない。

アクビ野郎の高速頭部謝罪上下運動がつづく中、Highway Starを再演した。最後には即興で歌った。


Nobody calls me chicken. I'm wanna beat you by hard grind. Fuck my life, Fuck your life, Fuck the fuck war! Fuck the fuck world!


あとで、失神し、失禁する者が続出したと聞いた。教員どもの中にも。大嗤いの夜だった。Ψ(`▽´)Ψ


Highway Star - Deep Purple (Machine Head/1972)

Smoke on the Water - Deep Purple (Machine Head/1972)

Strange Kind of Women - Deep Purple (Fireball/1971)

Black Night - Deep Purple (1970)

The Very Best of Deep Purple (Full Album)

by enzo_morinari | 2019-02-20 17:56 | 昔々、横浜で。 | Trackback | Comments(0)

黙狂の大鴉 成熟する時間と沸騰する空間と反逆する記憶

 
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成熟する時間に導かれて沸騰する空間を匍匐すると反逆する記憶に遭遇する。


意志の中心にメタルを保有つ十字路を欺罔と偽善の都市を追放された者たちが他者の身体に空漠の眼差しをそそぎながら行き交う。

戦いはすでに始まっているのだがだれも気づかない。なぜなら、かれらは魂を黙狂の大鴉に啄ばまれつくしたからだ。

黙狂の大鴉は死霊のためのララバイあるいは霊歌を詠いながら虚空を翔んでゆく。


Raven - Rock Until You Drop (1981) Full Album

Raven-All for One (1983) Full Album

Sheryl Crow - Real Gone (2006)
 
by enzo_morinari | 2019-02-20 16:06 | 黙狂の大鴉 | Trackback | Comments(0)

猿的な、あまりに猿的な/Affenartig, Allzuaffenartig.

 
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Viva! Monkey Life! 猿田彦

One Way, One Mic, One Life! 灰になる前にHighになる セレブになってAPEでも履くさ AK-69 a.k.a Kalassy Nikoff feat. 般若


小学校に入学して宇宙を猿粒子で満たす作業に取りくみはじめてからというもの、生活はすっかり猿的になった。『無限の猿定理/Infinite Monkey Theorem』は『ダニーボーイ』とともに子守唄がわりだった。衣食住すべてが猿的。やることなすことすべて猿的。特にヤル系のことに関してはもろに猿である。目には見えないが、頭には金剛圏ががっしりと嵌められている。「定心真言」には弱い。

如意棒と金斗雲は沙悟浄と猪八戒にくれてやった。現在、猪八戒は立憲民主党の枝野幸男に化けている。「ただちに影響はない」が口ぐせの大ウソつきだ。沙悟浄の消息は杳として知れない。酔うとたまに思いだす。

自分の如意棒には絶対の自信がある。いまだに、老若の別なく嗚咽かしている。嗚咽かしまくっている。当然に中田氏。還暦を過ぎて、立てつづけにコピーが3点Birth of Coolした。Viva! Monkey Life!

ラヴィアンマスタベシオンをおぼえた頃は1日中スルシエルドオナシオンしていた。カキ猿だ。おかげで毛がずいぶん抜けた。SONYの恥ずかしいにも保土ヶ谷の宿級である和製英語商品名WalkmanのTV-CMに引っ張り出されるほどだった。

ずいぶん前から、街で動物園を去った猿によくまちがえられる。失礼な! 猿的ではあるが猿自体ではない。猿蟹合戦は蟹の味方である。かに道楽とかに谷ではかに谷が好きだ。いかにたこにかに谷がかに道楽にイカセンセンするか/アザブジュバーンの東京ラスクの看板を叩きこわす蟹ついて思いをめぐらす日々を生きた。

母親の旧姓は蟹谷。一族にかに谷の創業者がいる。かに谷破綻後、創業者一族は夜逃げして壇ノ浦で平家蟹に化けていると聞く。

生物学上の父親の姓は猿谷だ。えっ! 猿じゃないか! 猿谷猿田彦と蟹谷天鈿女がくんずほぐれつ猿蟹合戦の果てに私は誕生したというわけか…。猿的どころかモノホンの猿! この際、猿まね人生からサナキダニ世界からマシカバマシ動物園から去る! 猿だけに。


SONY Walkman TV-CM (1987)

Monkey Magic (The Birth of the Odyssey) GoDieGo (1978)

Theme From The Monkees (1967)
 
by enzo_morinari | 2019-02-20 04:59 | 猿的な、あまりに猿的な | Trackback | Comments(0)

私がフリージア語を話せる理由

 
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今日から私は心の旅人 涙顔見せたくなくて すみれ ひまわり フリージア (季節めちゃめちゃだから(*>ω<*))


私がフリージア語/フリスク語を理解し、話し、主食がフリージアの花とFRISK/フリスクで、本職が風車なのはフリージア人の末裔だからだ。生涯自由人/フリーランスなのはフリージアの血である。無邪気であどけなく、いつもアフリカへの夢と大空への憧れを失わないのも。

AはAです? BはBです? CはCです? ちがう。AはBであり、AはCであり、Aは六輔である。

世界の天井/喜びも悲しみも最初に降りかかる街・パリにいる赤い風車/ムーラン・ルージュは私の愛人である。ゆえに、私の異名はムッシュ・ムラムラ/Monsieur lettres de mon moulin/風車男/風車の弥七/クレマチスの男。座右の歌は松田聖子の『旅立ちはフリージア』『風立ちぬ』だ。トゥルリラ〜 トゥルリラ〜♪ あれ? 『野ばらのエチュード』じゃん(*>ω<*) 松田聖子もまた別の主食である。松田聖子の肉体のある特定の部位は別の生き物である。特定外来異星物である。

母親はブルー&グリーンのオッドアイで、淡い金髪だった。世界でも数少ないフリージア語の話者でもあった。

その母親はとうの昔にサ行変格活用し、現代世界にはフリージア語の話者は私を含めて3人である。ほかの2人はスカンジナビア半島の付け根の秘境にいるので会うことは困難を極める。会っても会話は成立しないだろう。2人は100歳をこえた重度の認知症にしてBed Riderだからだ。

現在、私は他者とフリージア語で話すことはできない。ただし、自分自身とフリージア語で対話することはできる。フリージアン・フリートーク。テーマは当然に「自由について」である。フリージアの古い諺にもある。「視えない自由を視えない銃で撃て」と。私はフリージアン・スナイパーだ。
 
by enzo_morinari | 2019-02-19 16:55 | 私がフリージア語を話せる理由 | Trackback | Comments(0)

excite blog虫酸選手権 祭りだ祭りだ!獺祭祭りだ!ワショーイ!

 
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堂々の第1位

惜しい! 頑張って虫酸王を目指そう!の第2位

講評と悪評と解説と逐条解釈という名のコンチクショウメ!
 
by enzo_morinari | 2019-02-19 08:04 | 沈黙ノート | Trackback | Comments(0)