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カテゴリ:然なきだに魚を召して愛でる日々( 1 )

佐原出身のZ-Nittyの砂原サムチが寒地でとれた鰆を土産にやってきた。さっそく、切り刻んで軒にぶら下げた。移民の歌を歌いながら天国への階段をのぼるときがきたのだ。

 
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プリマス・バラクーダの殺戮と愛欲と食欲の日々から7年。ついにそのときはやってきた。


佐原出身のZ-Nittyの砂原サムチが寒地でとれた鰆を土産にやってきた。さっそく、切り刻んで軒にぶら下げた。するするといくらでも寒血が滴り落ちた。

砂原サムチはひととおり鰆さばきの作業を終えると、突如、ジミー・ペイジにクリソツ栗と栗鼠弾きで『Immigrant Song/移民の歌』をぶちかました。移民の歌を歌いながら天国への階段をのぼるときがきたのだ。

世界で初めてHERCOのピックで魚を釣り上げたのはジミー・ペイジである。1972年6月23日の明け方、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ市にある小さな環礁、人呼んで「Long Tall Sally(のっぽのサリー)」でジミー・ペイジは釣魚史のみならず世界史、人類史に名を残す偉業を成し遂げた。

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そのときはHERCOのFLEX 75を使い、ミニチュア・シーラカンスのHarmony Sovereign H-1260 Flattopのトロフィー・クラスを釣り上げた。その日の夜の祝賀会のときのジミー・ペイジがこれだ。よほどうれしかったのか、ギターをサウスポーで弾いている。Harmony Sovereign H-1260 Flattopを釣り上げたときに使ったHERCO FLEX 75もはっきりと映っている。

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人類史上、もっとも成功したギター弾きの一人であり、地上最後のカマシアン・スピーカーとしても知られるジェームス・パトリック・ペイジ OBEの右腕を喰いちぎったオニカマスのプリマス・バラクーダはリフェアン山脈を流れる川という川をいかにも勝ち誇った様子で泳ぎまわっていた。凶器そのものの顎と牙をみせびらかしながら。

その顎と牙はなるほど恐ろしげだが、オニカマスのプリマス・バラクーダにはどこか憎めないところがある。噛みつくことしか能のない大馬鹿者ではあるがときどき噛みついた拍子に顎が外れるというファニーかつファンキーな面もあって、それは小さなコビトの大きな世界のル・サングロロンぶりにも匹敵するというのがサモエド釣師同盟員たちのもっぱらの評価である。

オニカマスのプリマス・バラクーダはクライスラーの『愛の哀しみ』が大層お気に入りで、ウナギイヌをひと飲みするときにさえ口ずさむところもカンパニーの全面的な支持を受けている理由のひとつだ。ただ強く凶暴凶悪なだけなら、オニカマスのプリマス・バラクーダはとっくの昔に刺身にされて世田谷おしゃれ食堂の昼定食(時価)になっていたはずである。刺身はすこぶるまずいが。干物か塩焼きにするべきだが。


Immigrant Song/移民の歌 - Led Zeppelin (Led Zeppelin III/1Q70)

Stairway to Heaven/天国への階段 - Led Zeppelin (Led Zeppelin IV/1Q71)

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by enzo_morinari | 2019-06-26 15:54 | 然なきだに魚を召して愛でる日々 | Trackback | Comments(0)