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カテゴリ:Cocainelocker Babies( 2 )

Cocainelocker Babies/間にあわなかった紙ヒコーキが踊り子ジャマイカに最初で最後の別れを告げた朝


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その日の朝、間にあわなかった紙ヒコーキは哀しみの噴水の前で踊る踊り子ジャマイカに最初で最後の別れを告げた。

「大洪水がやってくる。お別れだ」
  
踊り子ジャマイカは泣きじゃくる。
 
「おねがい。お別れの前に噴水の水の上でわたしを強く激しく揺すぶってちょうだい」

間にあわなかった紙ヒコーキはうなずき、ジャマイカの両肩にそっと手を置くと、激しく強く揺すった。ジャマイカの瞳から大粒の涙がいくつもこぼれ、哀しみの噴水に落ちた。哀しみの噴水の水はオハイオの空のような澄んだ水色にかわった。

かくして、ふたりの旅は終わり、遠くから聴衆の拍手と歓声が聴こえてくる。

「オーケイ。もうちょっとだけここにいておくれ。なんの心配もいらない。ユニオンなんか気にしなくていい。ここにいるだけでいいんだ」

間にあわなかった紙ヒコーキはそう言い残し、私の眼医師の制止をふりきって、孤独なランナー専用道路を西に向かって走りだした。あとには踊り子ジャマイカとアダムに贈る歌が取り残され、ただ風に吹かれている。


 Late for the Sky - Jackson Browne (1974)
 
by enzo_morinari | 2019-01-14 15:35 | Cocainelocker Babies | Trackback | Comments(0)

Cocainelocker Babies/朝のカフェイン、午後は苔院で瞑想 Come on in. Coke! Come on in. Dope!

 
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Jamaica, say you will.
Help me find a way to fill these empty hours.
Say you will come again tomorrow…
J-B


ゼニとともに去ったゴーンの再逮捕の翌日、星野町3丁目の川沿いにないリバーサイド・モーテルのミッドナイト・ブルー・ルームで800億の死にざまと4億5282万番目の月とゼニとともに去ったゴーンについてのマッキャン&エリクソン・レポートを書いていた。朝のカフェインと午後の苔院で瞑想が功を奏し、筆は予想外に捗った。

朝のカフェイン、午後は苔院で瞑想。これでいくぶんかのファイナンスと、とりあえずの平穏は手に入る。その余の雑事は、この際、知ったこっちゃない。

燃料切れストリートのはずれでジャクソン・ブラウンがジェームス・ブラウンの真似をして「ゲロンパッ! セックス・マシーン!」と絶叫している。ローマ愛コメの還暦翻訳屋ババアのように激イタなうえに大滑りだぅた。Come on in. Coke! Come on in. Dope!


Cocaine - Jackson Browne (1977)

Jamaica Say You Will - Jackson Browne (1972)
 
by enzo_morinari | 2019-01-14 14:40 | Cocainelocker Babies | Trackback | Comments(0)