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カテゴリ:カスタノプシス・アルギリロフィラ( 1 )

オキム・オン=アミラ氏はカスタノプシス・アルギリロフィラの枯葉にライス・ボールをのせ、旅の困難を語る。

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家にあらば笥に盛るめしを草枕 旅にしあれば椎の葉に盛る 有間皇子(萬葉142)

メソポタミアの民/チグリス川の申し子であり、萬葉落葉枯葉研究者としても名高いオキム・オン=アミラ氏が自分が有間皇子のリインカネーションであることをカミング・アウトしたのは2007年3月11日、仙台の杜の郷で開催された萬葉皇道学会の基調講演のときだった。

講演の最後にオキム・オン=アミラ氏は壇上で突如として痙攣を起こし、白眼を剥いて、神がかりの状態で語りだした。顔も表情も声も私の知るオキム・オン=アミラ氏ではなかった。このような顔だ。

Ψ(`▽´)Ψ

「マルスの月の昼下がりに北の国の大地は揺れ、悲しみの海は盛り上がり、プルトンの城は燃えて溶け出す。重金属の塊りのような大津波は北の国の街々を跡形もなく押し流し、人々の生活を根こそぎにするだろう。四つのプルトンの城は鳴動し、発熱し、大災厄を撒き散らし、水はニガヨモギのようににがくなるだろう」

騒然とする会場をよそに、オキム・オン=アミラ氏はなにごともなかったように早足に舞台の袖に消えた。

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私はオキム・オン=アミラ氏の求めに応じて白神山地を案内した。2時間ほど山中を歩き、やわらかな陽の射す場所で休息をとった。

オキム・オン=アミラ氏は「Yo! Man!」と言ってカスタノプシス・アルギリロフィラの枯葉にライス・ボールをのせた。そして、「家にいれば皿かボウルに盛れるんだがな」と言い、それまでの旅の困難と困憊を語りはじめた。

Les Feuilles Fortes/Autumn Leaves/枯葉(Joseph Kosma/Jacques Prévert)
Autumn Leaves/枯葉 - Eva Cassidy(Live at Blues Alley)
Cannonball Adderley(Miles Davis)
Bill Evans Trio
 
by enzo_morinari | 2018-09-12 09:44 | カスタノプシス・アルギリロフィラ | Trackback | Comments(0)