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カテゴリ:Loan Shark Hunter( 1 )

正当化された殺人の記録/1杯の紅茶のためなら世界が滅んでもかまわない。

 
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1杯の紅茶のためなら世界が滅んでもかまわない。

金貸しがいなくなるなら世界が滅んでもかまわない。

金貸しを食い物にするのがLoan Shark Hunter(金貸し鮫殺し)の仕事だ。

金貸しへの対処法はみっつである。返さない。弱みをみせない。そして、貸金業法と利息制限法と出資法をはじめとする法令法規/条例/諸規則の活用である。


私は20歳だった。私はラスコリニコフであり、大審問官であり、スビドリガイロフであり、スタヴローギンであり、ヴェニスの商人殺しであり、ヴェニスのユダヤ人金貸し殺しであり、Loan Shark Hunterだった。それが人の一生で一番美しい年齢だなどとはだれにも言わせまいと思って生きていた。1杯の紅茶のためなら世界が滅んでもかまわないとも。金貸しは外道鬼畜のやる所業であるとも。さらには、金貸しがいなくなるなら世界が滅んでもかまわないとも。そして、生涯3度目の殺人を実行した。

1970年代末。サラ金の悪徳悪辣悪業悪事が目に余りはじめた時代だった。ネロもカリギュラでさえも顔色を失う悪徳の栄えの時代。友人の親たちがサラ金どものせいで蒸発し、死を選んだ。腹にすえかねていた。そして、20歳の冬。名うての金貸しの因業ババアを殺した。

金貸しの因業ババアは「ふくぶくローンの円賀ちよ」というふざけた看板を掲げて街の外れで高利貸し商売をやっていた。

金貸しの因業ババアの死体は王水で溶かし、本牧埠頭のD突堤から横浜港に流した。事件は迷宮入りした。時効も成立している。そもそも、死体が出ていないのだから事件化すらしていない。証拠は散逸し、なにひとつ残っていない。金貸しの因業ババアが消えて、世界は少しだけよくなったのだと心の底から思った。

この経験は、のちに、債務整理、任意整理、過払い金返還請求を生業としてやる際のなにがしかの参考になった。


荒野のならず者/Dirty Ol' Man - The Three Degrees (1973)
 
by enzo_morinari | 2019-12-12 23:39 | Loan Shark Hunter | Trackback | Comments(0)