JJ JSB
罪穢れを祓うための道行きだった。高野山を南下し、黄泉比良坂と伊賦夜坂と権太坂Zと権之助坂Mを立てつづけに下って、紀の國/木の國/鬼の國/根の國/堅の國/妣の國/常世の國の茫漠とした広大無辺に辟易と畏怖を感じながら熊野古道のベアード・リビドー・コリドーをひとり歩いているときに熊のコドーは蛸のバッソと烏賊のケトルと豚のロッソを頭にのせ、たこ八郎ばりの剽軽軽快なオオハシ・ダックスフント・フットワークで現れた。まごうかたなき完全5度のÉlan Vitalのかたちがそこにはあった。まだ見ぬニライカナイ、明るい
イメージそのものの世界の入口。
ネウマもタブラチュアもフェルマータもダ・カーポもダル・セーニョもピチカートも♯も♭も♮も超えて、ドからソへ。JJからSDGへ。
純粋音楽としての表現の世界への旅がはじまったのだとメゾフォルテに思った。いや、ffに。FF7に。チョコボに。アバランチに。Barret Wallaceに。神羅カンパニーに。Costa del Solに。Red XIII ナナキに。Sephirothに。古代種に。Aerith Gainsboroughに。Cloud Strifeに。そして、Life Streamに。
SDG JSB
Perfect 5