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プフの森の物語/ほどけた靴紐を結びなおし、Giraud Cedarの口笛の音に導かれて鈴懸の径をたどり、プラタナスの森を抜けた先へ。なにかを求めてふりかえっても、そこにはただ風が吹いているだけ。

 
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人間は百年で死ぬ。樹木は千年かけて森になる。森のひと(リータモ”ヨシカーくん!”検索はGoogle)

なにかを求めてふりかえっても、そこにはただ風が吹いているだけ。Oh! Sam North Mountain


樹高42mのプラタナスが連なる鈴懸の径をゆく。樹皮がまだらに剥離した楓に似た大きなプラタナスの葉が春の嵐の強風の中を舞っている。淡黄緑色の花も激しく揺れている。

なにかを求めてふりかえっても、そこにはただ風が吹いているだけであるという北の賢者の50年前の言葉は本当だった。記憶もなければなにもない。プラタナスの葉の散る音は聴こえず、無表情な風が縹渺と吹き、プラタナスの葉が風に翻弄されているだけだった。しかし、歩く。歩きつづける。絶対に歩みは止めない。プラタナスの森を抜けた先にはプフの森がある。ニオイヒバの森が広がっている。ニオイヒバの森/プフの森の王、バヒが待っている。


鈴懸の径/Platanus Road 鈴木章治とリズム・エース/Shoji Suzuki & Rhythm Ace (1954)

風 はしだのりひことシューベルツ (未完成/1969)
 
by enzo_morinari | 2019-05-11 03:54 | プフの森の物語 | Trackback | Comments(0)
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