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ターミーが夜空を見上げて星に願いを託すとき

 
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ターミーが夜空を見上げて星に願いを託すとき、世界中のティーンエイジャーが彼女に恋をした。正確には、頭の先から爪先まで性欲と精液をはち切れんばかりに漲らせた野郎どもが彼女に夢中だった。それは彼女が歯列矯正中でも変わらなかった。かつて/世界のどこかしらでそのような時代があったということだ。このことについては何者もとやかくのことを言うべきではない。

ただし、彼女の向かうところ敵なしの時代は長くはつづかなかった。当然だ。それでいい。失われるものの中でだけ夢は夢みられるものと相場は決まっている。夢みる者が独身男だろうと凄腕の外科医だろうと取り澄ました本フェチだろうと気取ったライフスタイル自慢だろうとおなじである。

そんな「彼女」たちのうちの一人、サンドラ・ディーは数年の絶頂期ののち、絶頂期から10年も経たぬうちにきれいさっぱり忘れ去られ、アルコールとセックスに溺れ、不遇と困窮のうちに世を去った。しかし、だれもサンドラ・ディーを嗤うことはできない。帰らぬ青春を惜しむよすがとして、目にするもの耳にするもの指先に触れるもの、なにもかもが美しくかなしくあてどなく儚げに輝いていた世界/時代/季節の墓標として追悼しつづけるべきだ。そのほうが訳知ったような能書き/御託を並べたてるポンコツボンクラヘッポコスカタンデクノボウより数段上等である。


Tammy/Written & Lyrics by Jay Livingston/Ray Evans
Debbie Reynolds [1957]
Sandra Dee [1963]
Brenda Lee [1964]

I hear the cottonwoods whisperin' above,
"Tammy ... Tammy ... Tammy's in love"
The ole hooty-owl hooty-hoos to the dove,
"Tammy ... Tammy ... Tammy's in love".

Does my lover feel what I feel, when he comes near?
My heart beats so joyfully, You'd think that he could hear.

Wish I knew if he knew what I'm dreamin' of
Tammy ... Tammy ... Tammy's in love.

Whippoorwill, whippoorwill, you and I know
Tammy ... Tammy ... can't let him go
The breeze from the bayou keeps murmuring low:
"Tammy ... Tammy ... you love him so".

When the night is warm, Soft and warm,
I long for his charms I'd sing like a violin If I were in his arms.

Wish I knew if he knew what I'm dreaming of
Tammy ... Tammy ... Tammy's in love.

 
by enzo_morinari | 2014-06-10 19:04 | 沈黙ノート | Trackback | Comments(0)
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