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切り裂きバロウズ#2 プイグのウタダ・オートマティックな取扱説明書男 ── 亡き王女のためのパジーナス

 
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始まりの歴史。ガチョウの紹介。オーロラの伝説。ビリー・ジーンの最期。出会いの時。愛から芸術へ。ヴェーロ・ヴェーロの愛。静寂の徒弟たち。単純にありえること。黄色いページ。真実の愛。繰り返される歌。七つの顔の歌。

これらの13の語にはリタ・ヘイワース色の翼が生えていて、プイグのウタダ・オートマティックな取扱説明書男の蜘蛛女とベーゼしすぎて赤く腫れた唇から吐き出されるや否や嘆きのベルリン天使の恥部に向かって飛び立った。

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まったく、この世界ときた日には、「奥様は顔がふたつ」という寸法だ。
 
by enzo_morinari | 2014-05-10 05:58 | 切り裂きバロウズ | Trackback | Comments(0)
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