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オカドちがいの肖像 ── これで帝都のメトロはメロメロ

 
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猪瀬直樹。第18代東京都知事。信州大学教育学部附属長野小学校、信州大学教育学部附属長野中学校、長野県立長野高等学校を経て、信州大学人文学部経済学科卒業。大学在学中は新左翼学生運動の指導者であり、通称「白ヘル」(革命的共産主義者同盟全国委員会/中核派)に属した。1967年の羽田事件を皮切りに新左翼学生運動が高揚しており、1969年に信州大学全共闘議長をつとめている。大学構内のバリケード封鎖を行ったり、学生運動の主力部隊を率いて上京し、反米・反イスラエルの10.21国際反戦デー闘争や佐藤栄作首相訪米阻止闘争に参加した。猪瀬はのちに、自身も参加したこの闘争について、「1969年の佐藤訪米阻止闘争で1960年代後半の学生運動は終わった」と述べ、その後の運動はいわゆる全共闘運動ではないと主張する。

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大学卒業後、上京し結婚。出版社勤務などを経て、1972年、明治大学大学院政治経済学研究科政治学専攻博士前期課程にて政治学者の橋川文三に師事し、日本政治思想史を研究。ナショナリズム研究の橋川文三に教えを乞うたのは学生運動を離れた後、「日常性の連続が普通の生活」「そうした日常性から日本の近代やナショナリズムをもう一度とらえ直さないといけないと思った」からだという。その後、ビル清掃等を経て作家活動に転じる。1987年、西武グループと堤義明について皇族との関係を絡めながら著した『ミカドの肖像』により、第18回大宅壮一ノンフィクション賞、ジャポニスム学会特別賞受賞。「世界史のなかで天皇制を考える」をテーマに、「なぜ、西武グループが皇族の土地にプリンスホテルを建てたか?」「なぜ、オペレッタ『ミカド』が欧米人から喝采を浴びるのか?」「なぜ、明治天皇の『御真影』は西洋人の風貌になったのか?」という三つの謎を主軸に展開する。1996年、『日本国の研究』により、文藝春秋読者賞を受賞。初の戦後生まれの東京都知事である。
たかだか5000万のはしたガネのために徳田一味などに関わるからこういうことになる。おまえさんがつぶれたら、東京を食いものにしている国交省、経産省、財務省をはじめとする木っ端役人どもとだれが戦闘するんだ? 67歳。「晩節を汚す」と言うにはまだ早い。

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by enzo_morinari | 2013-12-02 09:32 | Esprit Noir | Trackback | Comments(0)
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