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9月には帰れない。/ハルジョオンとヒメジョオンの恋人に化けたサンタクロースのふりをした風の中の栗毛をめぐる骨肉の争いに関するヌーヴォー・クリティーク

 
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ハルジョオンとヒメジョオンの見分け方を知らないのはハグとハブ、SitとShitのちがいがわからないのとおなじである。運が悪ければ命を落とす。

影絵のような街並みに少しずつ侵食されながら、あたたかくやわかい霧のようなバルセロナで「9月には帰らないのか? 9月には帰れないのか?」という問いは永遠につづく。なぜなら、バルセロナには9月はどこにもないからだ。あるのはマドリードとイチゴノキとクマへの憤怒と憎悪だけである。


白い朝が帰るべき世界へ帰り、まばゆいコバルト時間が日付のない墓標を抜け出してやってくると、遅咲きのたんぽぽは身震いした。

「9月には帰らないって言ってたけど、まさかこんな真夏に帰ってくるなんて。」

遅咲きのたんぽぽのつぶやきはどこまでも遠いところへ届き、だれもがこれからはじまる大騒動に胸を高鳴らせた。事態のさらなる混乱をもたらしたのは外人部隊の嘆きの天使姉妹、リリー・マルレーンとマレーネ・ディートリッヒだった。BBS(Belgrade Broadcasting Station)で遅咲きのたんぽぽのつぶやきがアルカされ、彼女たちの耳に入ったのだ。時のないホテルのロビーの100年時計の針が21時57分を指していた。

「晩夏。ひとりの季節。」

カトー・カズヒコのそのひと言で双子の姉ハルジョオンは、双子の妹ヒメジョオンと風の中の栗毛をめぐって骨肉の争いを再開した。

「ダイアモンド・ダストが消えぬまにこの戦いが終わればいいんだが。私なしでも戦いははじまり、戦いは終わるのはわかっているけどね。」

そう言い残し、雨のステーションはあの日に帰るべく、Françoise HardyとGrace Slickをともなって、LAUNDRY-GATEの一番高いところから、よそゆき顔で燕のようにダイビングした。
 
# by enzo_morinari | 2019-08-21 21:57 | 9月には帰れない。 | Trackback | Comments(0)

無名戦士は2度死ぬ/エトワール凱旋門下の無名戦士の墓から無数の無名戦士たちがよみがった夜、世界中の永遠の炎が消えた。

 
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Unknown Soldiers never die,
Never die, never die,
Unknown Soldiers never die,
They simply fade away.
(Old Song)

勝利と敗北と凱旋の背後には決して視ることも聴きとることも知ることもできない無数の無名戦士たちの慟哭と悲嘆と死がある。


午前2時。シャルル・ド・ゴール広場。エトワール凱旋門下の無名戦士の墓から無数の無名戦士たちがよみがった夜、世界中の永遠の炎が消えた。


Le Déserteur/脱走兵 - Boris Vian (1954)
 
# by enzo_morinari | 2019-08-21 16:28 | 無名戦士は2度死ぬ | Trackback | Comments(0)

Je suis de bois, Je bois. 名もなき若い兵士が死んだ夜は ──。樹にだって酔いどれたい長い夜がある。

 
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Soldat inconnu ne vit que deux fois.

暗い森を抜けて、死んだ名もなき若い兵士はやってくる。

名もなき若い兵士が死んだ夜は ──。樹にだって酔いどれたい長い夜がある。

ムッシュー大統領。わたしは戦争をしたくありません。かわいそうな貧しく弱い人々を殺すために生まれてきたのではありません。ですから、わたしは脱走します。わたしを追跡させるのでしたら憲兵に伝えてください。わたしが武器を持っていないことを。そして、撃ち殺してもかまわないということを。名もなき脱走兵=ヴァーノン・サリヴァン二等兵


その後、名もなき脱走兵=ヴァーノン・サリヴァン二等兵は憲兵隊に捕まり、軍刑務所に服役。出所後、すぐにGuerre d'Algérieの最前線に送りこまれた。3日後、彼は死んだ。

モンマルトル墓地の陽のあたらない北の斜面にある名もなき脱走兵=ヴァーノン・サリヴァン二等兵の墓に花が絶えることはない。フランスの息子よ 安らかに眠れと刻まれた墓石にはいつも洗いたてのトリコロールの毛布がかけてある。名もなき脱走兵=ヴァーノン・サリヴァン二等兵の墓を訪れる者はぬかずき、抱きしめ、ボリス・ヴィアーンのLe Déserteur/脱走兵を静かに歌う。名もなき脱走兵に語りかけるように。フランスの息子よ 安らかに眠れと。


Le Déserteur/脱走兵 - Boris Vian (1954)
Je Bois - Boris Vian
 
# by enzo_morinari | 2019-08-21 00:23 | 名もなき若い兵士が死んだ夜は ──。 | Trackback | Comments(0)

星を継ぐ者の系譜/跳ねるロゴスの男

 
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ロゴスの男は跳ねる。大気圏を超え、太陽系を超え、銀河系さえ超えて宇宙の果てまでも跳ねる。


40年以上を経た今でも不思議でならない。1974年の春。E. クラプトンの”461 Ocean Boulevard”が世に出る3ヶ月前のことだ。

4月。高校の入学式の翌日、登校途中の朝。うしろからそれまでに聴いたことのない不思議なリズムの歌が聴こえてきた。しかも、驚くほどの大声で。ふりむくとドレッド・ヘアの男がいた。もちろん、当時は「ドレッド・ヘア」という言葉すら知られていない時代だ。いま思えば、歌は”I Shot the Sheriff”だった。ただし、男は”I Shot the Sheriff”のところを”I Shot the Police”とかえて歌っていた。そのときは、私はまだボブ・マーリィのことも”I Shot the Sheriff”のことも知らなかった。

鋭い眼光。褐色の肌。引き締まった体。切れ味のある身のこなし。身長はゆうに180cmを超えている。私は180cmだが、それよりアカプルコ・ゴールドみっつ分、スカンク5匹分、パナマ・レッド3本分、フラワー・トップスひと握り分は大きかった。しかも、真新しい学生服を着ていた。前の金ボタンはすべて外されていて、制服の中から鮮やかな緑色の葉が描かれたTシャツがのぞいていた。メアリー・ワーナーのイラストだった。メアリー・ワーナーの葉っぱのイラストの下には”Get Up, Stand Up! Don't Give Up the Fight!”の文字があった。

「ヤー・マン!」と満面の笑顔で男は言った。口元からのぞく歯は歯が生えてからずっとコルゲートのExtra Whiteで磨きつづけたみたいにエクストラ・ウルトラ・スーパー・トニー・ジョー・ホワイトでまぶしかった。

ヤー・マン? なんだ、そりゃ? 私が不思議そうに男を眺めていると、男は「ヤー・マン。サボろうぜ」と言って肩を組んできた。

「サボってなにするんだよ」
「逗子の森戸に太陽が海に沈む秘密の場所があるんだ。行こうぜ」
「太陽が海に沈む秘密の場所ならよく知ってるよ」
「そんなら話ははええや」
「ところで、さっき歌ってた歌は?」
「レゲだ」
「レゲ?」
「くわしいことは逗子の海で教えてやるさ。とにかくだ。Time will tellだけど俺たちにゃ、時間がねえ」

そして、私と星を継ぐ者=跳ねるロゴスの男はその場でジャンプ・ダンピング・クイック・ターンで360度回転し、さらに180度向きをかえて学校に背を向け、駅に向かって踊るように走りはじめた。腹の底からエネルギーがあふれてくるような気分だった。それは跳ねるロゴスの男もおなじだったはずだ。私はおぼえたての言葉を叫んでいた。

「Hoka Hey! Ya Ta Hey!」
「なんだって? なんて言ったんだ?」
「戦うにはいい日だ! 死ぬには手頃な日だ!」
「ヒャッホウ!」
「アヒェヒェ!」

われわれはゲラゲラと大声で笑いながらオーバー・ドーズ全開で疾走した。ジミ・ヘンドリックスより、ジム・モリソンより、ジェフ・ベックより、ジョン・レノンより、クリフォード・ブラウンより、ボブ・ヘイズより、カシアス・クレイより、カール・ゴッチより、ルー・テーズより、スプートニクより、アポロ13号より、アメリカより、ソ連より強く速く。何倍も何十倍も何千倍も何万倍も何百万倍も強く速く。登校中の高校生どもが驚きの表情を浮かべてわれわれのために道をあけた。私と跳ねるロゴスの男との星を継ぐための日々のはじまりだった。

I Shot the Sheriff - Bob Marley(1973)
I Shot the Sheriff - Bob Marley (Live) *BMが完全にぶっ飛んでいる。
I Shot the Sheriff - Eric Clapton (Live, 1977) *「苦悩の時代」から5年。疲れ果てた男は帰ってきた。
Lagos Jump - Third World (All The Way Strong/1983)


さて、ラスタマン・ヴァイヴレーションでバビロンまでひとっ飛びだ。エクソダスの日はちかいぞ! ナッティ・ドレッドの兄弟たちよ!「その日」に備えてがっつりバックバクに炎をつかんでおけ! 一度つかんだ炎は絶対に離すなよ。幸運、チャンスの女神の前髪といっしょなんだからな! アチッ! またくちびるをヤケドしちまったぜ。まったく齢はとりたくねえもんだ。ジョイントひとつまともにできやしねえ。もうちょい、きつく巻いてくれよ、兄弟。
 
# by enzo_morinari | 2019-08-20 17:46 | 星を継ぐ者の系譜 | Trackback | Comments(0)

モッパラ軍曹とホウレン草の強度とピエトロ・マルカントニオ・チェスティの黄金の林檎

 
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ホウレン草はレンソーだ。終わりなき連想ゲームとMLRS(Multiple Launch Rocket System/多連装ロケット・システム)のように強力である。Vitamin A/RetinolとPteroyl-L-Glutamate(C19H19N7O6)が豊富な葉っぱちゃんだが、過激過剰な摂取は目がPOPになり、含有するOxalic Acid(C2H2O4)は結石を生成させ、シューベルト・カルキュラスの講義に欠席せざるをえなくなるから必要十分な注意が必要十分条件であるとオリーブ小豆島微積分学博士とブルート・ブルータス・プルトニウム原発総括原価方式博士は口を酸っぱくしている。クセノフォーン。曲者来りてクッセー屁をこく。ダカラナニ?

熱狂的なゾロアスター教信者であるにもかかわらず妙法蓮華経を信奉する茂原”Pop Eye”チネリ・スピナッチ・ロンリーハーツことモッパラ軍曹はもっぱらホウレン草を食す。なにかにつけて、あるいは、なにもつかなくてもホウレン草である。ところかまわず連想ゲームである。生まれながらにMLRS(Multiple Launch Rocket System/多連装ロケット・システム)のM270ホウレン草砲を装備しているからだ。モッパラ軍曹の先祖たちが、代々、代々木公園のヤッチャ場でホウレン草専門の仲買人をしてきたことと関係因縁があるかもしれないが、真実はわからない。

そのようなモッパラ軍曹が黄金の林檎に魅入られた。きっかけはTeatro San Cassianoで観たピエトロ・マルカントニオ・チェスティの繊細可憐な歌劇の”Il Pomo d'Oro”である。


Il Pomo d'oro - Pietro Marc'Antonio Cesti (1667)/Spectaculum (Conductor: Gerhard Kramer, 1989)
 
# by enzo_morinari | 2019-08-20 09:49 | モッパラ軍曹とホウレン草の強度 | Trackback | Comments(0)

戦うにはいい日だ。死ぬには手頃な日だ。/Hoka Hey! Ya Ta Hey! ── 黒く塗れ! レッド・テープをぶった切れ!

 
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地震のあとには戦争がやってくる。軍隊を持ちたい政治屋がテレビでデカいことを言い始めてる。俺をバカにして戦争に駆り立てる。自分は安全なところでエラそうにしてるだけ。Imawa-No

災害のあとには甘い汁が降ってくる。甘い汁を吸いたい役人がウラでセコいことをやり始めてる。俺たちをコケにして濡れ手に粟で甘い汁を吸っている。自分たちは安全なところでハンコを押してるだけ。Enzo-No-Segga-Carr


2014年7月1日夕刻。「自衛隊誕生の日」にPoint of No Returnは踏み越えられた。匕首で尻を撫でられた程度のかすり傷ごときで「痛いよお。痛いよお」と絞め殺されるニワトリの断末魔のような耳を劈く悲鳴を上げ(そのうち、板垣退助「板垣死すとも自由は死せず」/犬養毅「話せばわかる」は神話世界の出来事にでもなるんだろう)、首相官邸の赤絨毯の通路で衛視に両腕両脇両脚を抱きかかえられた無様な姿をさらした昭和の妖怪の孫、日本国自衛隊最高指揮官・安倍晋三によって。背後で操っているのは霞が関の魑魅魍魎どもだ。

昭和の妖怪は旧商工省出身、霞が関の魑魅魍魎あがりだった。おまえたち木っ端役人に戦場に送りこまれて死んだ兵士はもっと痛かったぞ。かすり傷ではなく、肉がちぎれ、目玉が弾け飛び、腕や脚がバラバラになったんだぞ、妖怪くん。

これでこの国に暮らす人々は「戦前」「開戦前夜」の日々を生きることとなった。「特定秘密保護法」と名を変えた新・治安維持法はすでにできあがっている。あとは徴兵制度の復活と新しい国家総動員法の成立を待つだけだ。

いまや、日本国憲法第18条にある「その意に反する苦役」という文言は解釈によっていかようにも変えることが可能になった。ときの内閣が「徴兵は苦役ではない」と解釈し、強弁すれば憲法18条は軽々と乗り越えられる。そして、当然に「徴兵制」が我が物顔で復活する。

これから大勢の日本人が「アメリカ合衆国のための戦場」で死ぬだろう。その戦場には正義も国益もない。勝ち負けすらどうでもいいことになる。動機はただひとつ、「儲かること」だ。「儲かること」とは、即ち、守旧派の利益であり、官の利権確保と創出であり、民草を抑えこむための種々の法令、政令、条令、規則、通達、制度/仕組み/組織をつくることである。

日本国憲法を平和憲法として担保していた9条を閣議でいとも容易くねじ曲げることに成功したことに味をしめて、解釈改憲を「前例」として既成事実化するやり口はいかにも霞が関の魑魅魍魎らしい。

先の大戦で責任をとった官僚/役人はただの一人もいなかったことを忘れてはならぬ。2012衆院選/2013参院選で官僚党/木っ端役人の天下り先党である自民党に投票した20数パーセントの者たちと投票すらしなかった者たちの責任とともにだ。ツケはでかいが自分のケツは自分で拭くしかない。だれも尻拭いはしないだろうし、してはくれないが。

民主主義? 寝言は寝てから言ってくれ。日本に民主主義などない。「三権分立」「地方自治」「地方分権」など絵空事もいいところだ。少なくとも、霞が関の木っ端役人/魑魅魍魎どもは日本が民主国家であるなどとは微塵も考えていない。「三権分立? おととい来やがれ!」「地方自治? 地方分権? それってうめえのか?」というのが木っ端役人どもの本音だ。

相互抑制機能がまともに働いていないのに「三権分立」も糞もないし、「地方交付税」「交付金」「補助金」をチラつかせてしばりをかけ、地方の甘ちゃんたちを思うように服従させる傀儡師が地方の自治/自主/自律/自立など慮るものか。

この国は法治国家ですらない。官僚/木っ端役人がお手盛りで好き放題やり放題の勘ちがいも甚だしい官治国家だ。「カーンチ。センソーしよ」とちらと思ったことを恥じる。

日本を戦争へと突進させた稀代の悪法のひとつである「国家総動員法」策定の指揮を執ったのは、当時企画院調査部長だった旧商工省出身(のちに旧逓信省へ異動)の植村甲午郎だ。昭和の妖怪のフンケイの友にして悪だくみ仲間。

植村甲午郎はのちにフジテレビ創設にかかわり、フジテレビ会長/日本航空会長/経団連会長の要職に就いた。札幌オリンピック組織委員長。日の丸飛行隊は植村の手のひらの上で飛翔んでいたわけだ。

裏で日本を戦争に突き進ませた張本人がこの有様だ。フジテレビの大政翼賛は昨日今日始まったわけではないということである。日本テレビにしたところで似たようなものだ。日テレはこれに原発推進邁進猛進驀進のおまけがつく。日テレの創業者である旧内務省出身の元警察官僚・正力松太郎は原子力委員会の初代委員長である。こいつもまた昭和の妖怪の仲良しごっこ一味である。まことに「仲良きことは美しき哉」だ。

松本清張の『深層海流』は植村甲午郎をモデルとして、その暗部を鋭く抉ってみせた。いわゆる、「M資金」をめぐる暗闘、謀略、権謀術数の数々が綿密な取材と証言をもとに松本清張一流の迫真の筆致で描かれている。戦前・戦中・戦後を通じていかにして日本のエスタブリッシュメント、コンサヴァティブ、守旧派、既得権益が形成され、日本をどれほど閉塞させたかを知るのには格好にして必読の書である。

遠い昔、我妻榮が深々とため息をついたあとに、「岸は狂ってしまった…」とただひと言つぶやいたことが思いだされる。そして、レフ・トルストイ『アンナ・カレーニナ』冒頭の「幸福な家庭はすべてよく似ているが、 不幸な家庭は皆それぞれに不幸である」という言葉どおりのことが現代の日本で起きていることに愕然とする。民の貧困と窮乏をテコにして官僚独裁国家/軍産複合体国家は着々と強固なものになる。霞が関の魑魅魍魎による「国家乗っ取り計画」はすでにして最終章を迎えつつある。推して知るべし。

霞が関の木っ端役人/魑魅魍魎どもは戦争がやりたくてやりたくて仕方ないのだ。「これで原発事故も震災復興も1000兆円の借金もチャラにできる」「どうせ死ぬのは民草だ」「新しい戦争利権で濡れ手に粟、甘い汁を腹いっぱい吸ってやるぜ」とほくそ笑んでいる。そして、生存権と幸福追求権は容赦なく踏みにじられ、跡形もなく引きちぎられ、木っ端微塵粉々にされ、「健康で文化的な最低限度の生活」が夢のまた夢へと遠のく日々がやってきて、「大政翼賛/大本営発表、撃ちてしやまん、欲しがりません勝つまでは、贅沢は敵だ、大君の醜の御楯と出で立つ我は、1億総火の玉」という寸法である。腐れ電通/外道博報堂はこれら一連の企みに大口をあけ、よだれを垂らして群がるんだろう。今から目に見えるようだ。

守旧派/木っ端役人どもの提灯持ち/御先棒担ぎである腐れ電通/外道博報堂のグランド・デザインの根幹/主軸をなすものは「愚民政策」であり、「衆愚政治」であり、「反知性主義」であり、「蒙昧主義」であり、「一億総白痴化」である。パンとサーカスとスポーツとセックスと娯楽で脳味噌のしわを消し去り、考える力を奪うこと。

これを機会に腐れ電通がなぜ「独占禁止法」の網にかけられないのか、なぜ守旧派の子弟を優先的に縁故入社させるのか、なぜジャニタレ/AKB48(秋元康一味)をはじめとするジャリタレ、ポンコツボンクラヘッポコスカタンデクノボウどもに肩入れするのかを考えてみるのも一興である。

今の段階であさってだかおとといだかの方向におつむと目と耳と口が向いているポンコツボンクラヘッポコスカタンデクノボウども、「愚民政策」「衆愚政治」「反知性主義」「蒙昧主義」「一億総白痴化」のお先棒を担いでいる天然純朴偽装のインチキマヤカシの輩どもはいずれまちがいなく「大政翼賛」の陣営に拠する。「勝ち目はない」と女々しくキザったらしくスカしてほざく腰抜けチキン野郎もだ。

戦争遂行のためには民主主義も憲法も人権/私権も糞食らえというのが彼奴らの料簡だ。五臓六腑が煮えくりかえり、虫唾が走り、八つ裂きにしても飽き足らない輩はいくたりかいるけれども、筆頭は霞が関の木っ端役人/魑魅魍魎どもだ。

親兄弟、女房子供、戦友朋輩のためならいくらでも命は捨ててやるが、木っ端役人どものためなんぞには鐚一文、木っ端一枚くれてやるものかてんだ。

守旧派/既得権益受益者、木っ端役人どものお先棒担ぎ/提灯持ち/お追従者とは一切与しない。おこぼれなんぞには目もくれない。やるなら手加減なし容赦なしで賭け金と獲物をすべて一切合切いただく。それが私流のModus Operandiであり、至誠一貫である。


Hoka Hey! Ya Ta Hey! Paint it, Black! Break & Roll Over The Red Tape!
さあ、戦うにはいい日、死ぬには手頃な日の始まりだ。黒く塗れ! レッド・テープをぶった切れ!

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*レッド・テープを引きちぎって ── 官僚の殺し方


モヒカン族の最後 (The Last of the Mohicans) by Native American Flute
 
# by enzo_morinari | 2019-08-19 12:00 | 戦うにはいい日だ。死ぬには手頃な日だ。 | Trackback | Comments(1)

世界の捕食者として。/移動攻撃型ブロードマンの脳地図に基づいて、マペッツ・パペッツの回路とイスラエル・ヤコブレフの回路を参考に大脳辺縁系(扁桃体並びに海馬体)と大脳新皮質のパフォーマンスを上げる。

 
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Fasting Brings The Fast.


JR直方駅構内のTrain d'Or JC19でLimbic SystemとCerebral NeocortexとBlue Brain Project Bandの”Neocortical Column Simulation Live”をVR経験した夜から大脳辺縁系と大脳新皮質のパフォーマンスを上げることを決めた。

まず初めに取り組んだのは栄養摂取量を減じることだった。基礎代謝量の7割を上限とした。具体的には1400kcalだ。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚はみるみる研ぎ澄まされ、鋭敏になっていった。それまで視えなかったものが視え、聴こえなかったものが聴こえ、臭わなかったものが臭い、味わえなかったものが味わえ、触ってもわからなかったものがわかった。獲物と敵=捕食者を察知する能力があきらかに向上した。


私は世界の捕食者になりつつある。
 
# by enzo_morinari | 2019-08-19 08:46 | 世界の捕食者として。 | Trackback | Comments(0)

音楽の冗談 (K.522)/冷やしフーガはじめました。J.S. BACH

 
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冷やしフーガはじめました。J.S. BACH

夏に間に合うように春先から取りかかって
曲に納得いくまで何度もやりなおして
本日8月18日 ウチのバロック屋でも
とうとう冷やしフーガはじめました。

試作重ねてるあいだに
嫁がヘンデルに狂ったけど
冷やしフーガはじめました。

僕の名義でカノンを勝手に作られ多額の借金
冷やしフーガはじめました。

ちょくちょく起こる不審火
知らぬ間にかけられた保険金
冷やしフーガはじめました。

嫁がヘンデルと姿消してからはや半年が過ぎて
今年もそろそろアダージョが恋しくなる時期 夏の風物詩

資金不足で音符の量徐々に徐々に減らした。
冷やしフーガはじめました。

発生してしまった音楽中毒
鳴りやまぬ苦情電話
冷やしフーガはじめました。
それ以来冷やしフーガを作るのはやめました。

やむをえず休業したあいだに嫁も戻ってきて
重い口を開きウソ泣きしながら一言
アンタの冷やしフーガが聴きたい。
冷やしフーガはじめました。

着々と増える聴衆
コレでいけるぞとインベンション・ポーズ!

評判の音楽家とシンフォニア・ホテルから出てきた嫁
冷やしフーガはじめました。

また発生してしまった音楽中毒
鳴りやまぬトッカータ
小川に投げ捨てたカツラ
止めどなくあふれでる涙

ストレスで検査入院 急激に薄くなった頭髪
久々にみた鏡 死ぬ直前のおやじに瓜ふたつ
突然現れた息子と名乗る人物
冷やしフーガはじめました。

絶え間なく起こる音っぱずれと騒音紛争
守りたい小さな耳 Oh! St. Maria!
冷やしフーガはじめました。

冷やしフーガ 冷やしフーガ
冷やしフーガはじめました。


冷やし中華はじめました。AMEMIYA (2011)
 
# by enzo_morinari | 2019-08-18 18:58 | 音楽の冗談 (K.522) | Trackback | Comments(0)

亡命者という立場/風変わりな異邦人である亡命者はどこでもない場所から言葉の祖国へ。

 
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EccentricでÉtrangerでExileであることが理想形だ。それが私だけの理想郷/約束の地にたどり着くための条件である。


小学校に上がる前からきょうまで、ずっと居心地が悪かった。ここではないと思っていた。ここではない別の場所、どこでもないところに自分の本来の居場所があるのだと。自分は亡命者なのだと。

自分が亡命者であると気づいたのは亡命/Exile/Exil/Exilio/Esilio/Asylum/Refugeeという言葉を知ったときだった。亡命の歴史と亡命者について学んだ。ときめいた。たのしかった。

EccentricでÉtrangerでExileであることが理想形だった。そうあることが私だけの理想郷/約束の地にたどり着くための条件であると思った。

私は言葉で亡命し、風変わりな異邦人である亡命者となる。そして、言葉の祖国へ帰還する。退屈でありきたりで辛気臭い予定調和は私の担当ではない。


EXILE
 
# by enzo_morinari | 2019-08-18 16:51 | 亡命者という立場 | Trackback | Comments(0)

BASARA-GAMI/婆娑羅神はCrispyなPotato Clitorisと銚子電鉄の濡れセンベイとFrito-Layの濡れ濡れMunchosが好き!

 
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A Heavy Tasting Crispy Fuck! Vajra

体制に反逆する露骨粗忽粗暴な悪党として、金剛石のような硬さで常識を打ち破る。Vajra


私は婆娑羅神だ。BASARA-GAMI. ばさらか婆娑羅神である。婆娑羅神はなにごともなにものも手加減なし容赦なしでかぶかせる。平気のへの字で歌舞伎をチャンチキおけさする。

梨園? 梨より品川巻きがいいってのよ! CrispyなPotato Clitorisと赤字まっしぐらの銚子電鉄が焼け石に水でつくった濡れセンベイとコメツキバッタにつくらせたFrito-Layの濡れ濡れMunchosが好きだ。主食で酒色で酒池肉林である。バッコンバッコンでヘッコヘコでぷっくりでモッコリでペモペモでむっつりでがっつりでコリッコリでコリンコリンでニッコリである。
 
# by enzo_morinari | 2019-08-18 12:04 | BASARA-GAMI | Trackback | Comments(0)

太陽も死も直視することはできない。/理由なき反抗のために、エデンの東を目指してTopanga Canyon Roadを136.686mphでゆく。太陽も死も直視することはできないが、死は敗北ではない。

 
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太陽も死も直視することはできない。F-L-R


理由なき反抗のために、エデンの東を目指してTopanga Canyon Roadを136.686mphでゆく。フル・スロットル。ノーブレーキ。No Speed, No Life. No Brake, Go Life. 太陽も死も直視することはできないが、死は敗北ではない。

Porsche 550/1500RS Spyder “Little Bastard”, J-D 1931Feb8 - 1955Sep30pm5:59 ∞
 
# by enzo_morinari | 2019-08-18 00:08 | 太陽も死も直視することはできない。 | Trackback | Comments(0)

ブログはミュンヒハウゼン症候群だらけ

 
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つい先頃、自分になりすました者があちこちの「関係先」に書きこみを行ったとかで大騒ぎしているブロガーがいた。私のテクストにたびたび登場する大仰御大層大上段大袈裟好きの大不誠実五体不満足還暦婆さんだ。

私は大仰御大層大上段大袈裟好きの大不誠実五体不満足還暦婆さんの騒ぎを知ったときから、これは自作自演なのではないか、ミュンヒハウゼン症候群の亜種なのではないかと見立てていた。

真実はどうあれ、大仰御大層大上段大袈裟好きの大不誠実五体不満足還暦婆さんがなにがしかのかたちで反感を買い、批難批判を受けることになるのはずっと以前から容易に想像できた。

大仰御大層大上段大袈裟好きの大不誠実五体不満足還暦婆さんはただ単に「周囲の関心を買いたい」「同情を引きたい」「注目を集めたい」「アクセス数を増やしたい」といったことに加えて、いびつきわまりない「かまってちゃん」であるというのが私の了解である。さらには、そのブログ同様、故障した日本語によって記述された、詩魂、詩心のかけらもない詩もどきを書きつらねただけの自費出版の詩集のたぐいを売りさばきたいという思惑、欲得もあっただろう。

蓼食う虫も好き好きだが、驚くべきことに、そのようなまやかしの権化とも言いうる大仰御大層大上段大袈裟好きの大不誠実五体不満足還暦婆さんに同調するポンコツボンクラヘッポコスカタンデクノボウが山のようにいる。

なにごとかをする/或いはしない愚かさではなく、気づかない愚かさこそがもっとも醜く、罪深い。大仰御大層大上段大袈裟好きの大不誠実五体不満足還暦婆さんとこの婆さんに群れる者たちだ。

世界は腐り、死んでいる。そんなことはとっくの昔にわかっていた。そのことにももはや慣れた。こんな世界なら、とっとと滅びてしまえばいい。いいことなどなにもない。


飽食と放埒と眠らぬ夜と。
飢餓と忍従と眠れぬ夜と。


ただ、いまだに慣れることができないのは、世界が腐り、死んでいることに気づかないポンコツボンクラヘッポコスカタンデクノボウが世界の大半を占めているという動かしようのない事実だ。

世界が腐り、死んでいることに気づかないポンコツボンクラヘッポコスカタンデクノボウどもはなにを考え、なにをしているのか? 彼奴らは日々、グロテスクな認知欲求と親和欲求を臆面もなくさらけだし、周囲の関心を買い、同情を引き、注目を集めることに夢中で、かまってちゃんに忙しい。

「ディスプレイの先には生身の人間がいる」といまだに真顔で宣う脳内にお花畑がひろがり、極楽とんぼが飛び交っているのではないかと思わずにはいられない御仁が掃いて捨てるほどもいる。

インターネット黎明期ならともかく、アノニマス革命さえ起こそうという匿名集団が大きな力、強度を持ちつつある時代に「生身の人間」もへちまもなかろう。

従来の人間観はすでに波に掻き消される砂の城のように風前のともしびであるというのに。そのような輩はリアルな日々の生活では守旧派/既得権益に巣食う者どもと恥も外聞もなく結ぶ。

彼らは、日々、自分たちのしていることが未来を食いつくすことに陰に陽に加担しているとも気づかない。のみならず、インターネットの世界にもなれあい、しがらみといった旧態依然とした関係性を懲りもせずに求め、持ちこむ。そういったぬるま湯のような関係性の中で生ぬるく生きたいのでもあろうが、ところがどっこいもはや時代の流れはそのようなことをゆるさない。

ディスプレイに映り、スピーカーから聴こえるものは文字と画像と音声だけだ。それ以上でもそれ以下でもない。受け手はそれらの情報からなにがしかの感懐なり意見なりを持つ。なにをどう解釈し、いかなる感想意見を持つのも自由である。

発信する者も自己責任の範囲内でなにを/どのように/だれに発信するのも自由である。自由だが、まやかし如何物なまくらポンコツボンクラヘッポコスカタンデクノボウは黙っていても淘汰されていく。ミュンヒハウゼン症候群はいつか馬脚をあらわす。

ミュンヒハウゼンは冒険譚だけで十分である。
 
# by enzo_morinari | 2019-08-17 12:20 | 沈黙ノート | Trackback | Comments(0)

タブラ・スマラグディナを携えて。/タブラ・スマラグディナを持つSir I. ニュートンのリンゴの樹からはなにものも落下しない。

 
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真理は外側からではなく内側よりもたらされる。Hopi


Tabula Smaragdina (The Emerald Tablet of Hermes)を持つ者のリンゴの樹からはなにものも落下しない。

手に入れた。手に入れるまでの長く苦難にみちた旅路について記す。Tabula Smaragdinaを手に入れたあとに知りえた世界の驚愕の真実と全世界のみっつの英知と世界の神秘を味わいつくす方法についても。
 
# by enzo_morinari | 2019-08-17 11:15 | タブラ・スマラグディナを携えて。 | Trackback | Comments(0)

A∴O∴/Seurat, Slur, Slow, Throw, Through, and Salmon of Solomon.

 
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マルスの月の昼下がりに北の国の大地は揺れ、悲しみの海は盛り上がり、プルトンの城は燃えて溶け出す。

重金属の塊りのような大津波は北の国の街々を跡形もなく押し流し、人々の生活を根こそぎにするだろう。

四つのプルトンの城は鳴動し、発熱し、大災厄を撒き散らし、水はニガヨモギのようににがくなるだろう。

Inspiratione (Mar 11, 2007)

Quod est inferius est sicut quod est superius, et quod est superius est sicut quod est inferius, ad perpetranda miracula rei unius.



グリモワール蒐集家である私のもとに”The Key of Solomon The King”とシバのPentaculumを譲る旨の手紙が届いたのは2001年3月11日の夕暮れのことだった。差出人は黄金の夜明け団。

手紙は「Samuel Liddell MacGregor Mathersの正統なる継承者として申し上げる。A∴O∴ Seurat, Slur, Slow, Throw, Through, and Salmon of Solomon.」と美しいカリグラフィで始まっていた。
 
# by enzo_morinari | 2019-08-16 15:00 | A∴O∴ | Trackback | Comments(0)

ユーカラの樹/千年紀動物園の大規模改修工事が始まったカムイ・ホプニレの夜。ポンヤウンペに導かれた異世界からの使者であるヒグマのウルス・ブランは巨体をゆすりながら現れた。

 
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あらゆる道徳と倫理は自然にとって不道徳であり、不倫であり、不誠実であり、危険である。道徳と倫理は不義の子である。E-M-C


ストーン・サークル動物園とストーンヘンジ動物園の改修工事が終わり、千年紀動物園の大規模改修工事が始まったカムイ・ホプニレの夜。ポンヤウンペに導かれたヒグマのウルス・ブランは巨体をゆすりながら現れた。ウルス・ブランは虚体を象徴する異世界の使者である。

ウルス・ブランの目的はただひとつ。世界にあるすべての動物園、水族館、植物園、博物館、美術館を完全破壊し、人間に復讐することだ。ウルス・ブランの憤怒と憎悪は深く、強い。

ユーカラの樹が一斉に揺れ、激しくざわめきだした。ニヴフの王がスキュティアの剣をふるう風切り音が世界に谺する。


イヨマンテの夜 伊藤久男 (1949)
ユーカラ/ユカラ/Yukar
 
# by enzo_morinari | 2019-08-16 04:57 | ユーカラの樹 | Trackback | Comments(0)

STREET4LIFE/Life goes on.

 
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人生は本当のことに気づくには短すぎ、本当のことを待つには長すぎる。それでも、人生はつづく。


火曜日。午後2時42分。青山通り青山1丁目交差点。青山ツインタワー脇の階段。ジノは通りを挟んで向かいにあるホンダ本社にドロップオフしたあと、つかの間の休息をとっていた。青山ツインタワー脇の階段はメッセンジャーたちの次の仕事の待機場所/休憩所だ。メッセンジャーのたまり場。大いびきをかいて寝る者さえいる。

無線のスウィッチを切る。無線を切れば仕事のコールはこない。休みたいときは休む。だれにもとやかくのことは言わせない。それがジノのスタイルだ。My own style.

7-Elevenで買ったスニッカーズとカロリーメイトのフルーツ味とキットカットを食べ、ウィダーインゼリーをひと絞りで口の中に流しこみおえたとき、ミツコがやってきた。Vol de Nuit/夜間飛行の香り。ミドルノートのジャスミン、水仙、インドネシアン・カーネーションのスパイス・ノートが香っているところからして、昼食後にシャワーを浴びて夜間飛行をつけたのだろう。

ジノは無線のスウィッチを入れ、ディスパッチャーに現金仕事である旨とドロップオフ先の住所を告げた。南青山1丁目から横須賀市役所まで。直線距離で43km/スーパーラッシュのスペシャル・デリバリー。しかし、実際にはデリバリーはしない。火曜日の午後はミツコとのデイドリーム・アヴァンチュールだからだ。料金はミツコが支払う。デリバリー料金とは別にスペシャルもある。

ミツコとの出会いは偶然だった。神宮外苑銀杏並木の青山通りから12本目の銀杏の樹の前のベンチで午睡しているときにミツコから声をかけてきた。ミツコのつけている夜間飛行の香りで目がさめた直後だった。そのとき、ジノはAutodromo Internazionale Enzo e Dino Ferrari(Imola Circuit)のTamburello CornerをMcLaren MP4/6で312km/hでアイルトン・セナとSide By Side/ランデブー・コーナリングしている夢をみていた。アイルトン・セナは2PACとともにジノのアイドルだった。Honda RA121-Eの甲高いV12サウンドがまだジノの頭の中に鳴り響いていた。

F1ドライバーになることがジノのこどもの頃からの夢だった。夢は粉々に砕け散ったが、捨ててはいない。粉々に砕け散った夢のかけらをひろいあつめ、つなぎあわせればいいだけの話だ。夢がこどもの頃に砕け散っていたとしてもだ。

ミツコは神宮前に豪邸を構える大金持ちの人妻だった。45歳。ジノより20歳年上だ。初めてミツコに会ったとき、ジノは18歳の誕生日を迎えたばかりだった。そのとき、ミツコは38歳。

青山通りから1本入った裏通り。神宮前2丁目の大豪邸。青山1丁目の交差点からジノとミツコは競争する。いつものことだ。当然、ジノの勝ち。都内の道路でバイシクル・メッセンジャーが乗る自転車より速い乗り物はない。路線バスより車よりオートバイより速い。渋滞の影響を受けないからだ。信号は完全無視。バイシクル・メッセンジャーにとって信号機はないも同然である。メッセンジャーが信号を守っていたら仕事にならない。いざとなったら、首都高を使う。入口も出口も料金所は突破する。

メッセンジャーにはある種の不良性と反権力/反骨の精神が必要である。メッセンジャーは現代のまつろわぬひとびとなのだ。純水ではなにものも生きることはできない。ドブさらいはだれかがやらねばならない。世界はそのようにできあがっている。

豪勢な正門の前でミツコが来るのを待つ。ミツコは15分遅れてやってきた。ミツコの操作で正門がゆっくりと開く。ジノは漆黒のカラヴィンカにまたがり、ウィリーで正面玄関に向かう。ミツコがエントランスにBentley Continental GTC Convertibleを停めると正面玄関が開けられた。

正面玄関を入ると年配の家政婦が満面の笑顔で迎える。

「シャワーはいつでもどうぞ。お召し物は洗濯しておきます。お着替えはパウダー・ルームにご用意してあります」

ジノはうながされるままにシャワーを浴び、用意されていたバスローブを羽織ってミツコの待つ寝室に向かった。

ジノは両腕を頭のうしろに組み、天井をじっと見ている。ミツコはジノの左腕に頭をのせている。ミツコが口をひらく。

「あなたを初めて見かけたのは ──」
「青山通りの外苑の銀杏並木の角」
「え?」
「あんたは白のAudi Quattroに乗ってた」
「気づいてたの?」
「うん。きれいなひとだなって思った」
「うふ」
「動体視力はだれにも負けない」
「すごいわ」
「青いラコステのポロシャツを着てただろ?」
「信じらんない」
「信じられなくても事実だ」
「赤坂方向から銀杏並木のとこをすごいスピードで右折してきた。急ブレーキ踏んだけどぶつかったと思った」
「危なかった。あと7cmでクラッシュだった」

「御両親のこと、きいてもいい?」
「だめ」
「そう」
「ふたりとも死んじゃったから」
「え?」
「おれが3歳の冬に。首吊った。そのあとはばあちゃんに育てられた」
「まあ」
「ばあちゃんが死んでからは中学を卒業するまで施設暮らし」
「そう」
「あんたはおれの母親とおない年だ」
「まあ」

「わたしたちどうなるのかしら? これから」
「どうにもならない。おれはメッセンジャーで、あんたは週に1度デリバリーをオーダーするお客さんだ。かたちがないもののデリバリーをね。メッセンジャーはなんでも運ぶ。それが仕事だから。確実に言えることは100年後にはおれもあんたも死んでいて、きれいさっぱり忘れられて、跡形もなくなってるってことだ。100年後の世界の住人はおれたちの名前を知らないだけじゃなくて、存在したことすら知らない。知ろうともしない。もちろん、おれが青山通りを疾走したことも赤坂見附のサントリー本社から外堀通りのセンターラインを17ヶ所ある信号をすべて無視して走りに走って汐留の電通まで3分で走りきったこともあんたがラコステの青いポロシャツを着てAudi Quattroを運転してたこともね」
「かなしいわね...。自分のことを知っているひとが1人もいない世界...。おそろしいくらい」
「おれたちだけじゃない。たかだか100年足らずしか生きない人間は次のたかだか100年しか生きない人間に知られもしない。例外なくね。人間だけじゃなくてすべての生き物はね。このたった今生まれた赤ん坊も100年後には死んでいる」
「...ねえ、愛してるとか言ったら?」
「わからない。好きなだけでいいじゃないか。おたがいに相手のことを好きだから会う。セックスもする。好きな相手とするセックスは気持ちがいい。だろ?」
「そうね」

ミツコの涙がジノの腕を濡らす。

「なんの涙?」とジノ。
「わからない」とミツコ。

Life goes on. それでも、人生はつづく。


Life goes on - 2PAC
 
# by enzo_morinari | 2019-08-15 05:46 | STREET4LIFE | Trackback | Comments(0)

殺さなければ殺される。それが戦争だ。/戦争中に北京と南京と天津と上海と重慶と武漢とハルビンと満州で256人の中国人を殺した生物学上の父親はすべてを墓の中に持っていった。

 
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殺さなければ殺される。それが戦争だ。生物学上の父親


生物学上の父親は戦争中に北京と南京と天津と上海と重慶と武漢とハルビンと満州で256人の中国人を殺した。殺した中国人の中には二重スパイとして雇っていた者もいた。

戦争中に起きることはすべてリアリズムである。戦争は愛国心だの赤心だの大義だの忠義忠節だの人道だの良心だの悲惨だの残酷だの狂気だのという曖昧なタームではなにひとつ解読できない。

生物学上の父親は梅機関の特務機関員だった。諜報員、スパイだ。繰り上げ卒業し、仙台で入隊した。生来の資質を買われて選抜され、特務機関員としての訓練を受けた。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚が鋭敏なこと。観察力、分析力、類推力がすぐれていること。記憶力がいいこと。エモーショナルな安定性(感情の起伏がないこと)。語学力にすぐれ、語学に堪能であること。経済に強いこと。そして、運動能力。

聴こえないふり、聴いていないふり、見えないふり、見ていないふりをするのはお手のものだった。特務機関員としての訓練で身につけたのだ。そして、生物学上の父親は中国大陸で悪逆非道のかぎりをつくした。謀略、破壊工作、内乱誘致、殺戮。

生物学上の父親は戦争中に起こったこと、経験したことの詳細を克明におぼえていた。年月日、時系列まで事細かに。◯◯月◯◯日◯◯時◯◯分にどこでだれにカネをいくらなんのために渡したか。いつどこでだれとなにを食ったか。飲んだか。なにを話したか。同様にいつどこでだれをなぜどうやって殺したか。殺害に使った銃の型式、刃物の形状、凶器の種類。殺害方法。射殺。斬殺。刺殺。扼殺。絞殺。薬殺。撲殺。爆殺。溺死。その他。

生物学上の父親は正確に微に入り細に入り諳んじることができた。生物学上の父親は私に1937年7月7日から1945年8月15日までの8年余りの年月に自分が見聞きし、感じたこと思ったことをすべて話した。さらには、1945年8月15日から、C級戦争犯罪人としてニューギニアのジョスンダで現地処刑(銃殺)のはずが命からがら生き延びて復員するまでの飢餓と渇きと屈辱と虜囚の日々を。

戦後、ずいぶん経ってから横井庄一がグアム島から帰国したときの騒ぎについては吐き捨てるように悪態をついていた。「無様醜態をさらしやがって」と。フィリピンのルバング島のジャングルから出てきたときの小野田寛郎の鋭い眼光について、「これが本物の訓練を受けた者の眼だ」と言ってはらはらと涙を流した。

齢93まで生き延び、身罷るまで、口封じのためにもっとも中国人を殺した1945年の夏はその後の生物学上の父親の人生にずっと影を落とした。夏が来るたび、生物学上の父親は狂気に支配され、別人になった。精神も容貌も。それもまた戦争がもたらすものである。

終戦? 敗戦? 戦争は終わっていない。生物学上の父親の中でも私の中でも。6000万を超える人間の命が失われた戦争が100年足らずで終わるわけがない。戦争は永遠に終わらない。

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オルタナティブ・ヒューミント
名刺には「内閣情報調査室 調査官三谷秀喜」とだけあった。

「内調さんがなんの御用で?」

私は三谷から片時も眼を離さずに言った。

「樽さんに是非ともお力添えいただきたいことがありまして」

三谷は左手の親指を右手の親指の腹で擦りながら言った。三谷は一見すると身なりに隙がなかった。スーツの仕立ては良かったし、シャツとネクタイのコーディネートもクールでスマートだった。眼鏡はサヴィル・ロウのSR Executiveで気品と知性があった。時計がロレックスというのはいただけなかったがぎりぎりで許容範囲だ。しかし、靴がすべてを台無しにしていた。合成皮革のゴム底靴で戦うことはできない。たとえ相手がコソ泥であってもだ。

「ギャラは高くつきますよ」
「承知しております」
「事と次第はいっさい問いませんがね」

三谷の顔にわずかだがやっと光が射した。

「さて、お話をうかがいましょう」

私は膝の上のポルコロッソを撫でながら言った。

「端的に申し上げます。樽さんのお父上は大戦中、梅機関で諜報謀略活動をされておられましたね?」

私は答えるかわりにポルコロッソを膝からおろし、座りなおした。三谷の眼がSR Executiveの奥でかすかにほくそ笑んだのがわかった。

「お父上が残された資料の類をすべて引き渡していただきたい。すべてです。譲歩はありません」
「拒否したら?」
「拒否はできません。国家意思ですから」
「血みどろの戦いになるぞ。少なくともあんたの時計と靴では引金に指をかけることすらできない戦いだ」
「覚悟はできております」
「わかった。では、戦場で会おう」

三谷はうなずき、立ちあがった。そして、一礼すると踵を返し、出口に向かった。背中には揺るぎなき意志の力があった。「しんどい戦いになるな」と私は独りごち、傍らで不安そうに私を見上げるポルコロッソに声をかけた。

「だいじょうぶだ。心配するな。私は負け戦はやらない」

(影佐禎昭の魂は魔界都市・上海に宿る)
 
# by enzo_morinari | 2019-08-14 10:42 | 殺さなければ殺される。それが戦争だ。 | Trackback | Comments(0)

Latrinalia Anatomia 便所の落書きの解剖学/女便所の落書きをフィールドワークする。

 
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女は便所で本性を剥き出しにする。便所は女が野生に還る唯一無二の場である。Wild Seeker
 
# by enzo_morinari | 2019-08-14 03:57 | Latrinalia Anatomia | Trackback | Comments(0)

Latrinalia Anatomia 便所の落書きの解剖学/すべてのSNSは便所の落書き、Toilet Graffitiにも劣る。

 
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フォロワーもフレンドもお友だちも徒党、烏合の衆である。

すべてのSNSは便所の落書きである。FacebookもTwitterもLINEもInstagramもPinterestもTumblrも便所の落書きである。


朝から晩まで一生ツイートしようが、10億回リツイートされようが、無限に拡散されようが、石コロひとつ、針1本、鳥の羽根1枚動かせはしない。空気さえもだ。すべてのSNSは便所の落書き/Toilet Graffitiにも劣る。
 
# by enzo_morinari | 2019-08-14 01:02 | Latrinalia Anatomia | Trackback | Comments(0)

知のチャンチキおけさ、知のムニュエ、知のアントレ、知のデセール/知性? 知識? 教養? 学識? それってうめえのか?

 
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インテリぶるやつ、学のあるフリをするやつ、知性教養のあるフリをするやつ、頭のいいフリをするやつ。そのたぐいの輩にはただのひとりもインテリジェンス、知性教養、学識のあるやつはいなかった。頭のいいフリをするやつは例外なく底抜けのバカだった。

インテリぶって腹はふくれるのか? 知性教養のあるフリをして給料が上がるのか? 頭のいいフリをしてなにかトクがあるのか? ないだろう。これっぽっちも。1mmも。せいぜい、陰で嗤われ、バカにされるのがオチだ。相手は背中を向けて舌を出すのが関の山である。

身の丈身の程、分限分際、間尺をわきまえる者が世界を見渡す。世界を制す。世界を手にいれる。

自分だけの世界だろうが二人の世界だろうがミジンコ/ゴマメの世界だろうがミトコンドリアの世界だろうが、世界は世界だ。大きい小さいは一切関係ない。

ムニュのムニュエ、知のムニュエ、知のアントレ、知のデセール、痴の田楽、知のお神楽、そして、知のチャンチキおけさで歌い、踊っているのが辛気臭い世の中を渡るにはちょうどいい。三波春夫も歌っている。「知らぬ同士が小皿叩いてチャンチキおけさ」と。なにも知らない=無知の知らない者同士が無知を無知のまま睦みあう。ブリブリ、気取りより、よほど気分がいい。

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チャンチキおけさ 三波春夫 (1957)
 
# by enzo_morinari | 2019-08-13 13:22 | 知のチャンチキおけさ、知のアントレ | Trackback | Comments(0)

熊のコドーと蛸のバッソと烏賊のケトルと豚のロッソと完全5度のÉlan Vital/ネウマもタブラチュアも超えて、ドからソへ。JJからSDGへ。

 
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JJ JSB

罪穢れを祓うための道行きだった。


高野山を南下し、黄泉比良坂と伊賦夜坂と権太坂Zと権之助坂Mを立てつづけに下って、紀の國/木の國/鬼の國/根の國/堅の國/妣の國/常世の國の茫漠とした広大無辺に辟易と畏怖を感じながら熊野古道のベアード・リビドー・コリドーをひとり歩いているときに熊のコドーは蛸のバッソと烏賊のケトルと豚のロッソを頭にのせ、たこ八郎ばりの剽軽軽快なオオハシ・ダックスフント・フットワークで現れた。まごうかたなき完全5度のÉlan Vitalのかたちがそこにはあった。まだ見ぬニライカナイ、明るいイメージそのものの世界の入口。

ネウマもタブラチュアもフェルマータもダ・カーポもダル・セーニョもピチカートも♯も♭も♮も超えて、ドからソへ。JJからSDGへ。

純粋音楽としての表現の世界への旅がはじまったのだとメゾフォルテに思った。いや、ffに。FF7に。チョコボに。アバランチに。Barret Wallaceに。神羅カンパニーに。Costa del Solに。Red XIII ナナキに。Sephirothに。古代種に。Aerith Gainsboroughに。Cloud Strifeに。そして、Life Streamに。


SDG JSB


Perfect 5
 
# by enzo_morinari | 2019-08-12 20:18 | 熊のコドーと完全5度のエラン・ヴィタール | Trackback | Comments(0)

炎の蔦同盟/炎の蔦同盟の総会が終わろうとするとき、突然、祭壇の中央から中心にFleurie Crossを象った巨大なシャンク・ボタンが出現し、ゆっくりと歩きだした。

 
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Bring me my spear! O! Clouds unfold! Bring me my Ivy of Fire!


East IVY CITYの蔦館で行われていた秘密結社炎の蔦同盟の総会が終わろうとするとき、突然、祭壇の中央から中心にFleurie Crossを象った巨大なシャンク・ボタンが出現し、ゆっくりと歩きだした。そして、総会の会場の中心で叫んだ。

わが燃えたぎる黄金の弓を持て!
欲望の矢を持て! 槍を持て!
雲よ散れ! わが炎の蔦を持て!



Chariots of Fire (Main Theme) - Vangelis (1981)
 
# by enzo_morinari | 2019-08-12 14:45 | 炎の蔦同盟 | Trackback | Comments(0)

Stray Sheep, Stray Songs, Street Songs/遠い日の夏、君住む街の明るい表通りの神サマに立てた誓いと君住む街の明るい表通りに置き忘れたもの

 
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17歳の夏の盛り。オフホワイトのコンバースのローカットを手に入れるために君住む街の明るい表通りの神サマに誓いを立てた。約束を守ると。どんなに些細なことであっても、どうでもいいようなつまらないことであっても、必ず約束を守ると。

オフホワイトのコンバースのローカットは手に入った。以来、たったひとつの例外を除いて君住む街の明るい表通りの神サマに立てた誓いは守りつづけている。君住む街の明るい表通りの神サマはご褒美に色々なものをくれた。

オリーブ・グリーンのチノパン。セルロイドの黒縁のメガネ。Brooks Brothersのゴールデン・フリースのブレザー・コート。Brooks BrothersとROLEXのダブルネームのExplorer I。モスグリーンの1959 Morris Mini Minor (License No. 621 AOK)。マイルス・デイヴィスの”Kind of Blue”とキャノンボール・アダレイの”Something Else”とソニー・ロリンズの”Saxophone Colossus”のFirst Issue。Western ElectricのKT88がチュービングされたMcIntosh MC275。ALTECのVoice of the Theatre A7。君住む街の明るい表通りに面したテラスで君と二人でお茶を飲むこと。そして、君。

君住む街の明るい表通りの神サマのご褒美で手にいれたものは世界を手にいれたも同然の価値を持っていた。

遠い日の夏、君住む街の明るい表通りの神サマに立てた誓いと君住む街の明るい表通りに置き忘れたもの。

いまこそ、最後の約束を果たすときだ。君が死んで27年が経ち、私自身が死ぬ今こそ。

最後の約束。Fly You to the Moon. 君を月に連れていくこと。用意はいいね? さあ。出発だ。


君住む街の明るい表通りの神サマは、今度はどんなご褒美をくれるかな?

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Fly Me to the Moon - Frank Sinatra
Fly Me to the Moon - Nat King Cole
On the Street Where You Live - Vic Damone
On The Sunny Side of The Street - Frank Sinatra
Tea For Two - Doris Day
 
# by enzo_morinari | 2019-08-12 06:28 | 迷える子羊と迷子の歌 | Trackback | Comments(0)

沈黙ノート/幼児性愛者、性犯罪者が身重の女性を見世物にして滑った転んだとは笑止千万!

 
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私は幼児性愛者性犯罪者の居残り佐平次に対してのみ差別主義者である。頭下げて事実を認めただけでケジメがついたと思うなよ。腐れ外道! どこの公園かは突き止めた。あとは被害者の母親に被害届の提出を促すだけだ。


バカ丸出しガキ丸出し的はずれ素っ頓狂独りよがり思いこみまやかし嘘っぱちまみれの息を吐くようにウソをつく下衆外道木偶の坊品性下劣盗撮者覗き魔出歯亀性犯罪者幼児性愛者下郎の火病耄碌糞ジジイ居残り佐平次は連日、Twitterで便所の落書きにも劣る愚劣陋劣なないことないことをほざいている。

おちょくり。茶化し。揶揄。揚げ足取り。虚偽の吹聴。根拠なき大言。じきに80歳にもなろうという者の言辞とは到底思えない低劣下劣ぶりである。

佐平次 @saheiziinokori で検索すればすぐにヒットする。

*すべての天空の古城はセイントおにいさんにウーピー・ゴールドバーグしてある。


器物損壊罪(日本国刑法261条)
他人の物を損壊し、又は傷害した者は、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金若しくは科料に処する。
 
# by enzo_morinari | 2019-08-11 18:37 | 沈黙ノート | Trackback | Comments(0)

キル力メツュの夜/すべての表現は純粋音楽である。言葉は人類が発明した最古のサーカスである。

 
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表現に自由も不自由もない。あるのは遊びと戯れだけである。J-D

すべての表現は純粋音楽である。Word Seeker

言葉は人類が発明した最古のサーカスである。D-K

メンポクツア神話のキル力メツュ叙事詩では人間に言葉を与えたのはディソギル・クソババである。ディソギル・クソババによって言葉を獲得し、文明をえた人間が言葉に苦悩する。E-M-M


100年どころか、50年後には現在の善悪/正邪/自由不自由/美醜/貧富/快不快のスケールはすべて雲散霧消する。
 
# by enzo_morinari | 2019-08-11 16:28 | キル力メツュの夜 | Trackback | Comments(0)

緑魔子色の小部屋/小悪魔路線まっしぐらの緑魔子はいかにして石橋蓮司のBougieの嗜虐をNathalie Bayeしたか?

 
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半基地外人はきょうも懲りずに的はずれ素っ頓狂に知ったかぶり気取り屋ブリブリっちゃんカビ臭さつまらなさ満載満艦飾だが、同世代ながらセンスもインテリジェンスも踏んだ場数も半基地外人とは桁外れ異次元に異なる私は緑魔子色の小部屋で小悪魔路線まっしぐらの緑魔子はいかにして石橋蓮司のBougieの嗜虐をNathalie Bayeしたか?について思いをめぐらせるのである。
 
# by enzo_morinari | 2019-08-11 09:57 | 緑魔子色の小部屋 | Trackback | Comments(0)

バズの深場/天平の城下カレイの華麗なる右左でバズるとき、木槿と尨毛と和毛と絨毛と柔毛と獣毛でバズれたら、和毛のような陽の光を浴びて80宿なし独走

 
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ナツが幾百万の鈴が鳴るように涼しげな顔で広瀬隆に億万長者が殺した赤色矮星のハリウッド星β-1919を燃料とするゲンパツをTOKYO ROCKETS経由でCYCLEXのShinoによるSuper Rushで着払いで送りつけたのがほぼ日刊イートシコイテ新聞部に嗅ぎつけられてレタス5個分のインチキペテンまやかしマンマイトイのModus Operandiをくらい、思いあまってドンタコスってダルダルなので1発タルタルソースをマラチョに塗りたくってオクマデ・ツイタに衝立突きでオイド・ツイトしたらヨジーコ・オパーランディはもっとツイテツイテとオタケビ・アケビし、それがきっかけで予想外にバズったわけだが、カンピオニッシモ・カンピョ・コッピのパスがアンタダレ・カンタービレにマラリーア乃至はマラドーナの頭上のアンダーカレントをWilliam John Evans&James Stanley Hallの”Undercurrent”の速度感で世界で一番美しい水死体を巻きこみながら超えてサー・スタンリー・マシューズの左足の親指の付け根にHit-and-Runしてプリン体急増、尿酸値急上昇19.18ときたもんだ三度笠で12使徒が死と詩とシトシト・ピッチャン痛風発作のホンダ”ふたつの風”ピー助の2シンボはアヒルの行進。トコロデ・ロデオドライブ、天平の城下カレイの華麗なる右左はドコにバズ? 夏服を着たギャツビーの女なら京都で教えてくれるバズだ。そして、神戸。じゃなくて、横浜。でもなくて、鹿屋。やっぱり、デモンストレーションはデーモン閣下に帰国子女。そのような次第で、ノードとエッジとデータ構造と整数論のことはジョニー・ハーバートの非嫡出子であるハーバード大出のMatt DamonにDANONEのブルーベリー味を食べながら訊くのが理にかなっているし、身元も素性も自己同一性も合致する。みてくれNouvelle Cuisineのソーススッカスカ深みなし上げ底上っ面のモグワイ・クワズイモのようなクイモノしかサーブできないポンコツ安食堂の団塊木偶の坊おやじのアイデンティティは風前の灯火、フウセントウワタの鬼灯煮込み、日本橋浜町で蚕蚕お蚕蚕するも後悔なしのパイポパイポパイポのシューリンガン、和田氏はガンで顔射をやめましたとさ。ImolaのAutodromo Internazionale Enzo e Dino FerrariのTosa Corner名物の土佐のコーチのアーウィン・ショーがトートバッグ攻め駿河問い責めの80ヤード独走をもたらし、予想だにしない懐古魚河岸の瑕疵担保責任と手形小切手における人的抗弁の切断するのが最後通鰈がわりである。
 
# by enzo_morinari | 2019-08-10 16:26 | バズの深場 | Trackback | Comments(0)

ギャツビーの女 ── クールボアジエをもう1杯

 
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夏服を着た女たちが歩く明るい表通りからは悪意と憎悪の毒矢が放たれる。 E-M-M


週末、金曜の昼下がり。都会の喧騒が消え失せた宝石のような時間。オフィス・ビルの壁面のガラスが夏の初めの空と雲と光を映している。仕事は午前中にすべて片づけた。仕事もプライベートもすべては順調で、なにひとつ思いわずらうことはない。これから日曜の夜にベッドにもぐりこむまで、夏の始まりにふさわしいとびきりの時間をすごせる幸福で心は夏の雨上がりの空のように晴々としていた。

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オープン・テラスのテーブルの上に読みはじめたばかりのアーウィン・ショーの短編集を置き、ウェイターが注文を取りにやってくるのを待つ。通りに目をやると、クレープデシンやコットンリネンやピケやコードレーンやシアサッカーの夏服に身を包んだ女たちがややあごを突き出して歩いている。どの女たちの顔をみても週末の夜のお愉しみを目前に美しく健康的で、適度にエロティックで、いきいきとしている。「いい週末を」と思わず声をかけたくなる。

澄んだ空気。
にこ毛のような陽の光。
そして、夏服を着た女たち。

これから日が暮れるまでの数時間を自由に贅沢にすごそう。気持ちはさらに浮き立ってくる。

「クールボアジエをクラッシュ・アイスに注いで、それをエヴィアン・ウォーターで割ったものを」

新米のウェイターが怪訝な表情を浮かべたので、私は伝票とボールペンを受け取り、注文を記した。新米ウェイター君に安堵とともに爽やかな笑顔がもどる。

薄手の大きなバカラの丸いグラスを琥珀色の液体が満たしている。グラスの淵に鼻を近づけ、芳醇馥郁たる葡萄の精の香りを愉しんでからひと息で半分ほど飲んだ。爽やかで、しかも豊かな味だ。決して上等とはいえないBOZEのコンパクト・スピーカーからジューン・クリスティの『サムシング・クール』が聴こえはじめる。夏の初めの空と雲をみる。流れゆくひとかけらの雲が、遠い昔に私を通りすぎていった女たちの顔にみえる。さらにクールボアジエをもう1杯。動悸がたかまる。

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その昔、いつでもどこでも、『サムシング・クール』を口ずさんでいる女の子がいた。彼女は冷凍室の中でさえ、「なにか冷たいものをおねがい」と言いそうだった。彼女の名前は? 思い出せない。クールボアジエをもう1杯。背筋を冷たい汗が一筋、流れ落ちる。

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『クール・ストラッティン』のジャケット写真みたいに魅惑的な脚線美をいつも誇らしげに見せびらかす女もいた。彼女が自信たっぷりに気取って街を歩くと、男たちは立ち止まり、慌てて振りかえり、そして、遠ざかる彼女の後姿と脚線美を溜息まじりに見送ったものだ。彼女の名前は? 思い出せない。クールボアジエをもう1杯。軽い眩暈に夏の初めの街が揺れる。

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「マイルス・ディヴィスは嫌いだけど、『クールの誕生』は好き」と言いながらLPレコードを乱暴にターンテーブルにのせる女もいた。私は彼女の手荒さに辟易したものだ。彼女の名前は? 思い出せない。クールボアジエをもう1杯。グラスを持つ右手がふるえだす。

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初めて見にいった『グレート・ギャツビー』で意気投合し、「あなたがギャツビーで、わたしがデイジー。そうすれば二人の復讐と幸福と享楽と放埓は完結するのよ」と言って、熱烈なキスをプレゼントしてくれた女もいた。彼女の名前は? 思い出せない。クールボアジエをもう1杯。全身が泡立ちはじめた。

女たちの悪意と憎悪の毒を含んだ矢が次々と飛んでくる。その毒矢は決して的を外すことはない。しかも、彼女たちのすべては遠い記憶の淡い桃色の雲の中に隠れていて姿をみせることはない。

心の中にみるみる黒い雲が湧き上がってくる。寒気さえ感じる。初めの頃の浮き立つような気分はとうに消え失せていた。

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街が黄昏はじめた頃、やっと彼女は現れた。淡い水色のクレープデシンのドレスに身を包んで。彼女のあたたかくやわらかな笑顔だけがいまの私を彼女のいる世界に引き戻してくれる。そう思い、私は心の底から安心し、彼女に感謝した。

「あなたと初めて見にいった映画、おぼえてる?」と彼女は突然言った。

「ごめん。忘れちゃったよ。きみとは映画ばかりみてるから」
「『グレート・ギャツビー』よ」
「まさか ──」
「本当だってば。初めてのデートで、初めての映画ですもの。忘れたりするもんですか」

私は立ち上がり、もう何杯目なのかさえわからなくなってしまったクールボアジエを毒杯でもあおるような気分で飲み干し、夏服を着た女たちが涼しげな表情を浮かべて行き交う街の中へ、ゆっくりと、本当にゆっくりと漕ぎ出していった。


Something Cool - June Christy
Cool Struttin' - Sonny Clark (1958)
Birth of the Cool - Miles Davis (1954)
# by enzo_morinari | 2019-08-10 14:06 | コアントローポリタンの女 | Trackback | Comments(0)

トーキョー・ゲリラ戦のためのノート/『都市の論理』に基づくトーキョー・ゲリラ戦のための軍事訓練は滞りなく終わった。

 
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『都市の論理』に基づくトーキョー・ゲリラ戦のための軍事訓練は滞りなく終わった。考える樹木の代理人を標榜する自由記号団団長のクジラ・イザナイはありとあらゆるハチドリの声を聴きわけ、サボテンミソサザイの囀りを寸分たがわずに再現する。戦いの最後には「一切滞りなし!」とドレッドノート号砲のような叫びをあげる。

クジラ・イザナイはセンダイムシクイをひと飲みにしてから、ニダキムティイスミダ世界からコーシューゼンを呼び寄せた。天下囃屋泰平煉獄の乱の火蓋が切って落とされるのは週明けのことだ。『都市の論理』に基づいて引き剥がされた麴町大通りのアスファルトは麹町警察署の前に堆く積み上げられている。夜明けは遠いが、夏戦争に勝利してモロトフ・カクテルで祝杯を上げ、モロトフのパン籠に盛られたパン・ド・フラムを平らげる日は近い。

洪水はわが魂に及ぶのか? 洪、邪魔か? ホンジャマか? ホンじゃま、ソーユーことで。アホダラキョウ。アホンダラ。ホンダラケ。
 
# by enzo_morinari | 2019-08-09 21:14 | トーキョー・ゲリラ戦のためのノート | Trackback | Comments(0)

帰化人間キカニダー/日本と日本人が大嫌いなバカ丸出しガキ丸出しの幼児性愛者性犯罪者腐れ下衆外道火病耄碌ジジイは日本に帰化して帰化人間キカニダーとなり、有楽町の交通会館で旅券申請する。

 
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Aujourd’hui, maman est morte.
C'était à cause du soleil. Meursault


日本と日本人が大嫌いな、しかし、通ぶり、趣味人を装うために歌舞伎と能と落語にせしめた年金を費やすバカ丸出しガキ丸出しの盗撮魔幼児性愛者性犯罪者腐れ下衆外道火病耄碌ジジイは日本に帰化して帰化人間キカニダーとなり、有楽町の交通会館で旅券申請する。ただし、特殊要注意要監視対象者指定付きである。


異邦人 久保田早紀 (1979)
 
# by enzo_morinari | 2019-08-09 16:18 | 帰化人間キカニダー | Trackback | Comments(0)