カテゴリ:2012年宇宙の尻取り( 1 )

2012年宇宙の尻取り#1 性と時間と覚悟

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 2001年の冬に「ねとらじ」なる玩具をみつけ、しばし戯れに興じたことはいくぶんかの「刺激」をもたらした。だが、すでに飽きてしまった。人間とは、いや、「私」という現象とはなんと我儘で恣で飽きっぽいことであるか。やや間を置いた時期に知り、即、導入を決めた「スカイプ」は便利かつ重宝しているし、まだ飽きてはいない。
「きのうのこと? そんな昔のことは忘れた」というのが私の思想的政治的信条でもあるので過去はふりかえらない。日記を書くという行為自体が過去を記録する、検証することなのだから本来なら私の信条に反するが、わが思想信条に反してまで行うところに人間の(細分化して言うならば大脳辺縁系がその成り立ちから宿命的に持つなにかしらの「システム」「仕組み」であるところの)「業」があるのだろう。また、タイピングの際、指先に触れるキーとの接触感がたまらなくエロティックであることも私が日記を書く理由のひとつである。実際、タイピングは前戯に酷似しているし、前戯どころか性行為自体と思える瞬間がある。ミシェル・(ウホッ&「やらないか。」「やりたいわ。」)・フコが指摘したとおり、「人間」という概念の消滅につづいて、いずれ、「性」の意味合いもきれいさっぱり解体され、それまでとはまったくちがう「象徴的意味」を持つときがやってくる。「そのとき」のために、いまから「指先のテクニーク」を磨いておくこともわるくない。メイクラーヴのへたなヤシは「逝ってよし!」であるのは男女釜鍋の別、洋の東西、時代の古今を問わない。ニワトリのごとくにキーボードとディスプレイをせわしなく、かわるがわる睨みつけつつ、ぎこちなく、しかもおそるそる、カタカタカタとのろまな亀ダンスを両の人差し指に踊らせているへっぽこスカタンがディスプレイの向こう側にいるHZやJKやJCやJSをネゲトしようなんざあ、烏滸がましい(註1)もいいとこザ! ザザ虫!
 カビ臭く、プライドだけで生きているヤシどもが巣食うブンダンなる巣窟で会っても挨拶をかわすどころか目を合わすことすらしない相手であり、(耄碌まっしぐら、棺桶に片足を突っ込んだような者たちが棲息する「ネットの養老院」「ディジタル楢山節考村」で「老いらくの劣情」につけ込む姑息愚劣低能な曇りガラスの靴を履いた不貞にして不逞の輩及びその一味、取り巻き、三下奴、下衆外道どもをのぞけば)虫酸の吹き出るヤシの上位にランクインしている渡辺淳一あたりが書き散らしている三文恋愛猿芝居なんぞよりマシンガン・タイピングのほうがよっぽどエロい。「おれの機関銃でセーラー服のおねいちゃんもイチコロさ!」である。一度など、削除訂正加筆なく納得のいくひとかたまりのテクストが私の大脳辺縁系に浮かぶとほぼ同時に電気信号として指先にまで達し、ものすごい勢いで(まさしく機関銃のごとくに!)タイピングできたときにはあやうく射精しそうになったほどだ。まさに「カ・イ・カ・ン!」である。これもまたひとつの「業」である。
 タイピング、しいていうならば「言語表現」は時間の遅延、差異の産物である。異なりと異なりの集積が言語であり、文化である。それをつなぎあわせるのが「時間」ということになるのだが、本来的にいうならば、「時間」などそもそもない。人間は「時間」がないからこそ、みな急ぐのだ。だが、「近代」という醜いけだものが世界を跳梁跋扈しはじめてからこのかた、人間は本来ないはずの「時間」に追われるようになってしまった。
 今昔物語に登場するおまぬけな警察官僚(すなわちデコスケ、いわくポリ公)。影におびえ、風の音にふるえる検非違使忠明(けびいしただあきら)のごとくにわれわれは「時間」に翻弄愚弄されつづけてきた。「検非違使」とは警察権と公訴権をあわせもつ強大な権力者であり、そんな御大層なヤシが風の音や障子を横切る下女の影におびえ、小便をもらし、「(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル」とは笑止千万である。『今昔物語』にはそんなような話が山ほどでてくる。御一読をおすすめする。
 さて、「大量生産」「大量消費」「大量廃棄」という無限の連鎖、トリロジーが奏でるファックなノイズは(狂乱錯乱のゼニ/実弾ばらまきと、恥を知らぬげに領収書なしでウラガネふところにおさめるTV&RADIOの似非プロデューサ&ディレクタどもと、ショップに大量買いつけに走らせるために雇った青洟垂らしたバイト小僧小娘の大量動員と、袖の下に実弾ぶち込んだあげくのメディアへの異常過剰露出でカーカー声やらキーキー声やらをうなりあげる「歌姫」なるオソマツくんを捏造するエーベックソ一味御一統様ならびにエーベックソのビジネス・モデルいただきと「おニャン子クラブ」の夢よもう一度とばかりにモー娘の仕掛けの仕組みをパクり返し、あぶく銭をしこたまため込んで御満悦な厚顔無恥大王の首短プロデューサー・センセイ、秋元康チーム(おい! 秋元! てめえ、紀尾井町パークの事務所を借りるときにさんざっぱら世話になったSに恩を仇で返すようなまねをした件。ただではすまさねえからな! 吐いたつばは飲ませないのが俺様のやり方だというのはわかってるよな? おまえの事務所のPCから頻繁にアクセスがあるのを気づいていないとでも思っていやがるか? MIT→SUN MICRO の例の HOT JAVA ジーニアス・キッズは今も俺のそばでバリバリにアレしまくってるってことを忘れるなよ。ついこのあいだ AKB48 とかいうのから「卒業」した前田敦子。あの娘はほんとはダウン・タウンの浜田雅功だよな? そうだよな? そうだって言ってくれ! ただな、『桜の栞』はよかったぜ。あの歌はいい。正直に言うがちょと泣いた。「一枚の桜の花びら」を栞に見立てて過去の思い出から未来への希望までをヴァリエーションをつけてストーリー展開したのはみごとだった。「女の子の合唱」というのも新鮮だった。中学・高校時代を思い出したぜ。ロッカー室に忘れ物を取りにいった「最後の春休み」のにおいやら音やらがよみがえりもした。しかし、『桜の栞』だけだ。ほかはどれもこれも「おなじ」じゃねえかってのよ。それとあれだ。『もしドラ』の岩崎夏海とかいうハゲ小僧。いまのうちにあいつはなんとかしとけよ。そろそろ我慢の限界だぞ。子の不始末は親の不始末だって理屈は知ってるよな? ずっと昔、おまいにまだいくぶんか「首」と「あご」があった頃にきっちり教えてあるよな? いまから「予言」しておいてやる。「予言」と言っても事実に基づき、裏打ちされた「その筋」からの「情報」だと思っておきやがれ。おまえとおまえの取り巻き、一味の悪事には近々天罰が下る。赤レンガ組のカンニング竹山の線と堪忍袋の緒が切れたというこった。御愁傷様そしてお生憎様。いよいよ年貢の納めどきがきたようだな、秋元。いくら手をつくそうが手遅れだ。みっともないから悪あがきはやめておくんだぞ。余生の送り方は「高井麻巳子を妻に持つ気分を味わいたかった」おまえの大鋸屑がしこたま詰まった頭でよく考えるこったな。そして、おい! 松浦! ファッキン出歯亀フェイスのマツウラ! てめえ、遠い夏の日、上大岡の駅前でおれにコテンパンにぶっちめられたことを忘れてんのか! おれは土下座し、捨てられた老犬のような目でおれを見上げるおまいをはっきりとおぼえているぜ! おまえの母校の校歌、「波静かな~る金沢の やはらぐ光よき学び舎~♪」さえまともに歌えなかったおまいごときが「音楽プロディーサー」など笑止千万だぞ! ちがう学校の俺のほうがちゃんと歌えるってのはどういうことだ? そんなやつがトップをつとめるエーベックソがまき散らすインチキ臭ぷんぷんの鳥肌雑音と電通+メディア+エーベックソの「新・悪の枢軸」同様)噴飯ものもいいところである。嘆かわしく哀れなことだ。自分自身がそのただ中で息をしていたと思うと吐きそうになる。そしていまや、われわれはわれわれが追いかけていたはずの「時間」を追い越し、さらに加速をつづけている。その果てにあるものはなにか? ひとつのメタファーを提示しておこう。

 2012年10月05日23時59分59秒と2012年10月06日00時00分00秒とのあいだにはいかなる冒険者であろうとも探求しえない闇と光がひろがっている。

というわけで、「いかなる冒険者であろうとも探求しえない闇と光」の「光」。お次の方、どうぞ。

【註1】烏滸がましい(おこがましい):おこがましいは、本来「をこがまし」で「馬鹿げている」「馬鹿馬鹿しい」という意味が転じたもの。現在のような意味で使われはじめたのは近世以降である。「差し出」が「差し出がましい」、「未練」が「未練がましい」となるように、「おこ(をこ)」にシク活用形容詞をつくる接尾語「がまし」がついて、「おこがまし」となり「おこがましい」となった。おこがましいの「おこ(をこ)」は、「馬鹿げていること」「愚かなさま」を意味する名詞として、かなり古くから使われている。また、「をこ」は漢字で「痴」「烏滸」や「尾籠」とも書かれる。「烏滸」は、後漢時代の中国で黄河や楊子江に集まるやかましい人びとをさしていた。これは、やかましいことをカラスにに喩え、水際を意味する「滸」から「烏滸(おこ)」としたもので、意味が似ていたために用いられた。「尾籠」は当て字で、鎌倉時代以降に多く使われ、それ以前は「嗚呼」が「をこ」として多く使われていた。のちに「尾籠」は、音読され「びろう」という和製漢語に変化した。


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by enzo_morinari | 2012-10-06 00:00 | 2012年宇宙の尻取り | Trackback