カテゴリ:クモモの木と境界のボート( 1 )

クモモの木と境界のボート#1

 
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砂漠がきれいなのはどこかに井戸をひとつ隠しているからだ。S-E
重要なのは一歩踏み出すことである。さらにもう一歩。そして、絶えずその一歩とおなじ一歩を繰り返すことだ。S-E
思い出はみんな美しい。たとえそれが小学校の校庭の隅っこの夕暮れ砂場でいじめられた夏であっても。E-M-M


ぼのぼのの奴めがクモモの木の根方に最新型のiPod 2000GTRが埋まっているというので、クモモの木のある弁天島へ向けて弁済船型境界のボート・サスケハナ号を出航させた。シマリスペンチ・ガールことゲシュタルト崩壊ガールまたの名を洋梨タルトねいちゃんもいっしょについてきた。

港を出てすぐに、「いじめる?」とシマリスペンチ・ガールことゲシュタルト崩壊ガールまたの名を洋梨タルトねいちゃんはたずねた。
「もちろんさ」と吾輩は答えた。世界に冠たるアライチューグマの吾輩がいじめないわけがない。

「どうしていじめるの?」
「かわいいから」
「かわいいならかわいがってくれればいいのに」
「世界はそれほど単純には出来あがっていないということさ」

吾輩が言うと、シマリスペンチ・ガールはクモモの木の丘に向かって1秒間に65刹那の速度で反復横跳びしながら海面を走り去った。いまごろ、シマリスペンチ・ガールはクモモの木の横のベンチに腰かけ、ワイルド・バンチとモンキー・パンチとネコ・パンチとバッハの森のことを考えているにちがいない。その後頭部と指3本分のレーゾンデートルめがけてスタンディング・オベーション・システムしたいところだが、それには外縁川の瀬音があまりにも境界のボートすぎる。残念だ。

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by enzo_morinari | 2013-10-08 00:07 | クモモの木と境界のボート | Trackback