カテゴリ:ユーストリーム・ドリーム( 1 )

虹のコヨーテは歌い、ルイスウェイン・キャットはドロシーの夢をみる。

 
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 なにもかも失ったと思える瞬間でさえ未来はまだ残っている。 B-F-G

 月の羊との第一の戦いを終えた虹のコヨーテは歌い、吠え、本当の答えを求めて「約束の地」を目指す。
 酷寒のミル・プラトーから帰還したルイスウェイン・キャットはカッコーの巣の上で眠り、ドロシーの夢をみる。
E-M-M


 ルイスウェイン・キャット
 3.11被災地ルポの仕事、これだけはクソ真面目にやる。


 虹のコヨーテ
「3.11被災地ルポの仕事、これだけはクソ真面目にやる。」
 これが、これこそが、この姿勢こそが、吾輩がガジンを信頼し、評価する点である。世の中に真面目なやつは掃いて捨てるほどいる。しかし、かれらは「クソ」がつく真面目くんだ。強度がない。すぐにへこたれる。すぐに泣きを入れる。そんなことではならず者、ツワモノの餌食だ。吾輩にしたところで、「文体」の向かう先のことについては王道、正道、愚直、大真面目である。そうでなければ対象の意味、真実には迫れない。いい加減、ほどほど、そこそこ、まあまあといったタームに喰い破れるものなどなにもない。真面目けっこう。勝利するのは真面目なやつだ。クオリアで済みゃあ苦労はしない。最後に武器、必殺無類の名刀、ドスになるのはリアルだ。マジメさだ。
 なににしろ、「既存」「レディメイド」はぶっこわしつづけないとな。でなけりゃ、あらゆることがつまらなくなる。退屈する。セコくなる。セコムするような腑抜けになる。侵入者は自分の拳で叩きのめす。それが吾輩の「文体」の一義的な意味だ。
 それはさておき。『ハルキゴンチチ・デイズ』の終わり、エピタフは「Closed BooK」にしようと決めた。これまででもっとも整合性があって、もっともイカしている。『ハルキゴンチチ・デイズ』は面白い話になる。わりとひょひょいのひょいで書ける。置き去りにし、背を向け、目を背けつづけてきた「問題」どもと向き合ういい機会だ。しばらくは(おそらくは、天下御免の「飽きっぽさ」が鎌首をもたげて無理だろうが)、『ハルキゴンチチ・デイズ』に集中してみようと思う。『ハルキゴンチチ・デイズ』は吾輩の『二十歳の青春』『二十歳の原点』『二十歳の墓標』『二十歳のエチュード』になる。ガジンは『ルイスウェイン・キャットの巣立ち』に集中するがいい。それがいい。それが戸塚の小僧っ子、パシリ、クレイジー・ケン坊やをぎゃふんと言わせることにもつながる。健闘を祈る。

『ハルキゴンチチ・デイズ』にかかわる「二十歳の記憶」が次から次へと、くっきりと、匂いや音まで引き連れて蘇ってきやがるぜ。「記憶力」を恨みつづけてきたが、いいこともあるものだ。
 

現在、下記「番組アドレス」にて試験放送中(楽曲のみ)。iTunesの吾輩Smart Listである『アカプルコ・ゴールドの金ピカな夜』を配信。


USTREAM配信:2013年06月22日午後6時本放送スタート

番組タイトル:エンゾとガジンの『うつむきかげんのショータイム』

番組アドレスhttp://ustre.am/10wZP

総論テーマ:サルトルから競馬から体位からスパゲティ・バジリコからIPPON GRAND PRIXまで

各論テーマ:スパゲティ・バジリコとの訣別/「ハルキの呪縛」から脱却すると世界の風通しがずっとよくなることについて/25メートル・プール一杯分のビールを飲んだら痛風になった/「痛み」は世界を喰い破るための強力無比なドスである/1973年製のピンボール・マシンより万延元年のフットボールのほうがおもしろい/羊より犬だ/村上春樹の今後の処遇について/取りすました教養主義への批判並びに死刑宣告/退屈きわまりない常識人への批判並びに死刑宣告/強欲卑劣な守銭奴吝嗇家への批判並びに死刑宣告/時事問題についての床屋政談並びに浮世風呂談義/表現論/ここ最近の音楽について/別府雅人はいかにして「酷寒のミル・プラトー」から帰還し、カッコーの巣を営巣し、ルイスウェイン・キャットを手なずけたか?/森鳴燕蔵の切断面に関するいくつかの言明/ルサンチマンという名の「生への意志」について(その「強度」をめぐって)/言語にとって快とはなにか?/虹子ちゃんインタビュー「森鳴燕蔵によってもたらされたすべての労苦についてぶっちゃけてください」/世界にただ一頭のミニチュア・セントバーナードのポルコロッソの「呪い」について本人からひと言/ソンブレロ銀河と鷲星雲とステファンの五つ子のここ最近の動向とメシアン16(M16)についての重大情報/「宇宙を支配する巨大な意志の力」とはなにか?/異界と繋がる「パイプ」について
  
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by enzo_morinari | 2013-06-22 07:36 | ユーストリーム・ドリーム | Trackback