カテゴリ:湘南バカ夫人観察日誌(42)( 1 )

きょうも極楽とんぼの勘ちがい気取り屋湘南バカ夫人観察計測分析日誌(0000001)

 
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 途轍もない底抜けのバカ主婦がいる。どれほどバカかというと、無印良品(いまどき?)で買った家族全員の「歯ブラシ立て」を御丁寧にも画像付きでアップした揚げ句に、アルデンテ王国から訴えられ、宣戦布告されそうなほどに伸びて萎びたパスタを「白ワインとともにいただく湘南の昼下がりにもなにかしらの意味がある。偶然ではない。赤ワインにしていたらではなく、白ワインにしたことに意味があるのだ。その意味に気づくことが大事なのだ」という念の入りようである。そりゃね、スピノザ先生も『エチカ』の中で仰ってはおりますですよ。「偶然と呼ばれるのは我々の認識に欠陥があるからにすぎないのであって、それ以外のいかなる理由によるものでもない」ってね。しかし、アルデンテ王国から訴えられ、宣戦布告されそうなほどに伸びて萎びたパスタをお召し上がりになるについて、「白ワインとともにいただく湘南の昼下がりにもなにかしらの意味がある。偶然ではない。赤ワインにしていたらではなく、白ワインにしたことに意味があるのだ。その意味に気づくことが大事なのだ」と言われても、スピノザ先生、『エチカ』を放り出して顔面どころか全身チックになっちゃいますですよ。そうなったら、もう人倫、倫理、ひとのみちはメチャクチャです。

 肝心の「その意味」が一体なんなのかは最後まで明かされない。え? 意味深な前振りをしておいて、そりゃなかろうよ。「その耳」をよくかっぽじいて「世界の音」を聴いておくれよ、きょうも極楽とんぼの勘ちがい気取り屋湘南バカ夫人様。極楽とんぼの勘ちがい気取り屋湘南バカ夫人様はナチュラルでもないし、上質でもないし、洗練されてもいないし、凛としてもいない。あらゆる言説が嘘くさくわざとらしく、低劣で野暮で曖昧模糊である。お得意お好きなのは「仲良しごっこ」のみというお粗末。
 総じてこのたぐいのバカ主婦にはリアリティというものが決定的に欠如している。なぜか? バカだからである。大馬鹿だからである。馬鹿なだけではなくて甚だしく勘ちがいをしているからである。きょうも極楽とんぼの気取り屋湘南バカ夫人はおそらくは自分をまったくグリップできていない。他者をグリップできていないのは無論のことだろう。では、勘ちがい気取り屋湘南バカ夫人がなにをグリップしているかと言えば、人心をいかに制御するかという「あざとさの技術」である。すなわち、この勘ちがい気取り屋湘南バカ夫人は他者の無防備な親和欲求に付け入っているのである。罪深いことだ。
 極楽とんぼの勘ちがい気取り屋湘南バカ夫人の唯一無二にして後生大事にかかえこんでいるメルクマールは「湘南に住んでいること」である。なにかと言うと湘南、天気が良ければ湘南、雨が降れば湘南、曇っても湘南、日曜日は湘南、平日も湘南、歯ブラシ立てを買えば湘南、野菜は湘南、ワインも湘南、わたしが住んでいるのは湘南。こんな具合だ。だがね、本物の湘南ボーイ、湘南ガールはそんなことを口に出したりしませんぜ。「湘南に生まれて湘南で生きてきて湘南で生きてゆき湘南で死ぬのはあたりまえのことなのに、なんでわざわざ湘南湘南いわなきゃならないんだ?」というのが彼らの言い分だ。なるほどもっともだ。正しい。イカす。極楽とんぼの勘ちがい気取り屋湘南バカ夫人はタコす。鈍臭いタコです。おそらくは、極楽とんぼの勘ちがい気取り屋湘南バカ夫人は湘南に憧れて憧れて憧れつくして、雑誌やらなにやらの「2次情報、3次情報」を集めに集めてきたんだろう。早い話が「山出しの田舎者」ということ。極楽とんぼの勘ちがい気取り屋湘南バカ夫人の野暮ったさ、野暮天ぶりはどう贔屓目にみても北関東、下手をすれば東北、北海道出身でなければ身につかないものである。

 極楽とんぼの勘ちがい気取り屋湘南バカ夫人がこれ見よがし、鼻高々、自信満々にあちこちで触れ回り、宣っている「大事なものだけをカバンにつめて生きる」って、どこぞのどなたさんかのパクリじゃないのかね? ジョセフ・ジャウォースキーの『シンクロニシティ/未来をつくるリーダーシップ』の。どうなの? どうなのよ。

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 吾輩自身が天下御免の大泥棒でもあるので、パクリの件は目をつぶろう。しかし、おまえさんが後生大事に抱えこんでいるカバンとやらに本当に「大事なもの」は詰まっているのかね? そもそも、おまえさんにとっての「大事なもの」とはなんだ?「大事」ってなに? 出家して悟りをひらくことに匹敵するようなことか? 無印良品で買った色ちがいの歯ブラシ立ては「大事なもの」のうちのひとつか? アルデンテ王国から訴えられ、宣戦布告されそうなほどに伸びて萎びたパスタを「白ワインとともにいただく湘南の昼下がり」がそうなのか? そして、「無印良品の歯ブラシ立て」とアルデンテ王国から訴えられ、宣戦布告されそうなほどに伸びて萎びたパスタを「白ワインとともにいただく湘南の昼下がり」について思わせぶり、御大層な能書き御託をスッカスカに並べ立てたその舌の根も乾かぬうちに、「異形ベイビー」についていかにも善人ぶった言説をし、被災地できょうもあすも、そしておそらくは十年後二十年後三十年後までももがき苦しみつつ生きつづけなければならぬ「切実きわまりもない生」のただ中にある人々について、イカモノ臭ぷんぷんのおためごかし上っ面上滑りしたことをいけしゃあしゃあとほざく厚顔無恥。
 吾輩にはどう贔屓目にみても、おまえさんのカバンは空っぽのすっからかんにしか見えない。つまり、中身なし。入れ物だけ。見てくれだけ。スッカスカ。それはまさしくおまえさん自身を象徴しているように思えてしかたない。勘ちがい気取り屋湘南バカ夫人のうんざりするような思わせぶりと、その奥に透けて見える不誠実さと愚劣愚鈍な軽薄さと醜悪なエゴイズムにまみえるたびにめしがまずくなる。虫酸が走る。反吐が出る。
 驚くべきことにこの湘南バカ夫人に同調し、おべんちゃらきれいごとをこれでもかというくらいに並べ立てるポンコツボンクラヘッポコスカタンが山のようにいて後を絶たない。勿論、そういった輩どもの言説も勘ちがい気取り屋湘南バカ夫人のカバンの中身同様に空っぽのすっからかんである。類は友を呼ぶとはまさしくこのことだ。
 累々たるポンコツボンクラヘッポコスカタンどもの頓死寸前の言説、吐息、思惑、親和欲求。そして、「仲良しごっこ」への飽くなき希求。そのうち、この勘ちがい気取り屋湘南バカ夫人は詐欺まがいのことをしでかすのではないかと吾輩は睨んでいる。そのような匂いがぷんぷんする。きれいごとおべんちゃらを平気の平左で並べ立てる輩のはらわた五臓六腑は、真っ黒黒須家の人々も真っ青になるほどに真っ黒けっけであるというのは神武このかた変わらぬというのがアベノミクスもそこのけそこのけの通り相場である。株は安いうちに買い、高いうちに売れ。重要なのは相場観、すなわち見立てである。人間についてもおなじだ。

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by enzo_morinari | 2013-06-07 00:00 | 湘南バカ夫人観察日誌(42) | Trackback