カテゴリ:Wノイズ、Bノイズ( 2 )

White Noise, Black Out#2 ヒスノイズの中に時折混じるホワイトノイズを辿って行き着いた先

 
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 ヒスノイズの中に時折混じるホワイトノイズを辿って行き着いた先は全開バリバリのバリー・ホワイト邸の主賓室、アーリーマイラブな無限の愛の間だった。全開バリバリのバリー・ホワイトはパロパロだかパラパラだかパオパオだかペロペロだかポロポロだかペモペモだかほざきながらファンキファンキしていた。オノマトペもここまでくると斧とマペットもいいところである。

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 人生は You're the First, the Last, My Everything あるいは Love Unlimited に越したことはないが、なんと言っても一番大事なのは Safety First である。吾輩などはこれを遵守しなかったためにかれこれ男女鍋釜取り混ぜて13人の子持ちシシャモである。ハナマサの冷凍室担当もビックリである。安売り王気取りのワールドの五十嵐会長はルイ・イカールの食わせもの銅版画を高値づかみさせられた怨みを吾輩に向けているが、すべては長沢純が悪いのである。タバスコ野郎であるアンキモの猪木樵寛至は鶴見の貧乏長屋時代のおとなりさんだ。さて、雑音遊びもここまでである。これから先は真っ白で真っ青で真っ赤で真っ黄色で真っ黒で真っ黒黒須家でマッカチでアメリカシロヒトリの孤独な時間との戦いである。

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by enzo_morinari | 2013-07-14 19:18 | Wノイズ、Bノイズ | Trackback

ホワイト・ノイズ@ブラック・アウト#1

 
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J.S.バッハの『マチュウ・パッション』をフーリエ変換しつつ聴きながら「死の必然」の仕組みを完璧に理解することが第一主題部だ。通底和音はピンク・ノイズ、倍音はホワイト・ノイズ、そして、変奏はブラック・アウト。


2012年の夏の終り。東新橋・電通本社ビル屋上。その日、夏の空は意外にも青く強く澄んでいた。

浜離宮庭園と東京湾の海と夏の青く強く澄んだ空を順番に眺める。金属的な熱を額のあたりに感じて空を見上げるとボーイング 787-8 ドリームライナーが飛翔していた。巨大な熱源だ。

カーボン・ファイバーでできたワイドボディーの美しい機体にしばしみとれたあと、熱源について考えてみる。真剣にだ。暇つぶしでも退屈しのぎでもなく真剣に。ある意味では命がけで。ボーイング 787-8 ドリームライナーの中の乗員と乗客は命がけで高度10000メートル上空を移動しているのだから、それが礼儀というものだ。

「音速」と口に出してみた。「スーパー・ソニック」とも。少しだけくちびるが気持ちよかった。

音速。1225km/h。秒速340.277778メートル。ベリリウム換算縦波12890m/s。それらの冷厳冷徹なリアリティにわずかな妄想を加えることで予想もしなかった眩惑の領域に足を踏み入れることができる。たとえばこんなふうに。

ホワイト・ノイズとブラック・アウトが交錯し鬩ぎあうアルファ・ポイントを目指してまっしぐらに疾走すること。
揺りかごを揺らすうす紫色の手に握られた白と黒のナイフでみずからの頸動脈を平然と一直線に切り裂いた女との再会を夢想すること。


耳を澄ますと明日には幾千億の死にざまをさらす蝉どもが息もできぬほどに鳴き盛っていた。
 
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by enzo_morinari | 2013-02-24 04:16 | Wノイズ、Bノイズ | Trackback