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東京シャドウズ#1 いつかのシュプレヒコール

 
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 時の流れを止めて「変わらない夢」をみたがる者たちと戦うために東京シャドウズは誕生した。「変わらない夢」を流れの中に求めて。影は臆病な猫のように光に怯えているし、光がなければ存在しないが、いつもというわけではない。影が一斉にシュプレヒコールを上げ、蜂起するとき、世界は一瞬にしてその様相を変える。これを「革命」と呼ぶ。


【前 史】
 日本には現在、ふたつの職業尾行リーグが存在する。東京ビコー・リーグと大阪フォロー・リーグである。これを統括管理監督しているのが日本職業尾行機構(NPSL)だ。日本職業尾行機構の役員には検察庁OB、警察庁OB、内閣情報調査室の元室長、公安調査庁OB、警視庁警備局の元局長らが名を連ねている。顧問、相談役には現役の国会議員らがいる。日本職業尾行機構の初代コミッショナーは第20代大審院長の泉二新熊である。
 東京シャドウズが所属する「東京ビコー・リーグ」には現在42の団体、組織、個人が加盟している。尾行団体、尾行組織を特に「影団」と呼ぶ。「影の軍団」の略称であるというのは誤りである。個人は「影者」または「影手」である。自嘲気味にみずからを「日陰者」と呼ぶ者も存在する。誇り高き影者は「影武者」と言って憚らない。
「職業尾行」とは尾行のプロフェッショナルの形態を指す言葉であって、「プロフェッショナル尾行」とも言う。対義語は「アマチュア尾行(アマ尾行)」である。英語では「Professional Shadow(プロフェッショナル・シャドウ)」と表記される。日本においては日本職業尾行機構(NPSL)によって統括管理監督されている。米国・カナダにはメジャーリーグ・フォローゲーム(MLFG)がある。単純に「プロ尾行」とのみいう場合はNPSLを指す場合が多い。1950年頃までは「職業尾行」と呼ばれていた。日本最初のプロ尾行の組織は「日本職業尾行連盟」である。「日本職業尾行連盟」は1938年に日本職業尾行機構に発展的に解散吸収された。女子のプロ尾行の形態については「女子プロ尾行」と呼ばれる。
「尾行」の日米決戦も行われている。ワールド・フォロー・クラシック(World Follow Classic/WFC)はメジャーリーグ・フォロー(MLF)機構とMLF影手会が主催する国際尾行連盟(IFAF)公認の尾行の世界一決定戦である。
 他のプロ競技同様、試合を行うことで観客から入場料を徴収し、それを影団の利益ならびに影手の報酬としている。影団・影手とも尾行を専業職とし、試合やそれに関連する収益で所得のすべてを賄っている。この点がアマチュア尾行とは大きく異なる。プロ尾行の影団は「プロ尾行影団」「プロ尾行チーム」と呼ばれ、影手は「プロ尾行影手」と呼ばれる。
 現代では入場料だけでなく、インターネット中継を中心に、テレビやラジオでの試合中継による放映権料や、影団や影手関連グッズの売り上げ、ファンクラブ会費、影場で販売する飲食物の売り上げなど、尾行に関連する様々な収入源が形成されている。これらの収益は影団が主体となってえた上で、その影団に所属する影手や職員へ報酬(給与)として分配される。プロ尾行を管轄する組織が一括して収益を管理し、参加している影団に分配する国もある。
 現代ではどの国のプロ尾行も複数の影団でリーグを組み、リーグ戦を1チームあたり数十から 百数十試合規模で実施している。複数のリーグが存在する国では、リーグ・チャンピオン同士の対決も行われている。
 
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by enzo_morinari | 2013-02-12 06:20 | 東京シャドウズ | Trackback