デカメロン世界とエプタメロン世界#1 死病の本願 ── 新しいペストの時代

 
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絶望/死に至る病とは自己の喪失である。SAK-55(a.a.b Søren Kierke)

死の影に囚われて絶望する友人に魚のしるしを持つ者は言った。
この病は死に至らず。この病は神の子が栄光を受けるためのものである。BNT-ESJ 11:4


プラハの災難は墓穴から勇猛果敢に抜け出したロミオとジュリエットのふたつの霊による死の舞踏とともに始まった。そして、今や世界は種々の死病によって敗れつつある。敗北は目前。滅びの笛の音が耳元で鳴りやまない。阻止できる者はいない。阻止するための術式は遠い昔に失われた。

世界の全人口の半数を死滅させた病はエボラジオ・アクティビティあるいはビューロクラット(ヤクニンネズミ/カンリョウネズミ)と名を変えて蔓延し、猛威をふるい、世界を席巻しつつある。神の子は死の舞踏を踊り、黒い死をもたらす一群は滅びの笛を奏でる。

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黒い死を撒き散らすフレームテールの首魁、マハーバーラタとラーマーヤナとパンチャタントラの尻尾をつかまえようとして迷いこんだ森にはすでにデカメロン世界とエプタメロン世界とエメロン天国オン・ザ・ビーチからやってきた17人の賢人がいた。

アンチ・クリストス/アンティ=クリマクスの日記が撒き散らされた無数の不条理を駆逐し、新しい約束の地への道標/羅針盤となる日は来るのか?

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by enzo_morinari | 2014-09-06 02:53 | デカメロン/エプタメロン | Trackback
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