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聖トーマス・アラン・ウェイツ・コロッサスの福音と啓示を待ちつづけるロリンズ・ラカンの鏡仔羊

 
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 インカコーラの花びらの嵐から誕生したロリンズ・ラカンの鏡仔羊はロブ・ディッキンス船長と巨大な車輪に乗ってティレー島の孤独の海岸にたどり着き、聖トーマス・アラン・ウェイツ・コロッサスの福音と啓示を待ちつづけている。
 
 
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 世界から放浪の旅のメタファーが失われて間もなく、フミノとともにオリノコ河最大の支流ザ・ホイールズを旅したワーナー兄弟記録王国のロブ・ディッキンス船長は、のちにコペンハーゲンの風神のための4枚のシーツの導きによってRDRS-CBEに『トム・トラバーツの青い福音』をもたらすことになるが、フミノとの旅の最中には深みにはまらないように河の流れをコントロールするのに精一杯で死に瀕した青年トルコ党党員をワルチング&マチルディングすることはかなわなかった。このことはロブ・ディッキンス船長を終生苦しめる結果となるが、当時はトリポリ海岸もアヴァロンの影もバビロンの力もタイリーの漆黒の小島もカーリーの珊瑚の海もビサウもパラオもティレーもカリーもエビュディーもハルトゥームもロス海もロス氷棚も、そしてゲール語世界も波瀾を孕みつつも一定の平穏を保っていた。世界に混乱と絶望と野放図をもたらす「文字化け」についてなら、文字コードを「ASCII」に変更すれば何事もなかったように解決する。だれの心にもティレー島(Isle of Tiree)の島影が宿っているし、だれの魂もいつかはヘブリデス諸島(Ebudae)に帰還するということだ。最終回答は南緯42度以南/東経142度-西経154度の範囲にある。そこには聖トーマス・アラン・ウェイツ・コロッサスの福音と啓示を待ちつづけるロリンズ・ラカンの鏡仔羊がいる。世界に平穏をもたらすワルチング&マチルディングを奏でながら。Orinoco Flow - Enya
 
by enzo_morinari | 2013-11-10 13:00 | オリノコ河に浮かんだら | Trackback | Comments(0)
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