天皇・皇后主催の「秋の園遊会」における山本太郎参院議員の天皇への「直訴」について、あまたの有象無象/海千山千がしたり顔でああでもないこうでもないと目くじらを立ててかまびすしい。大仰御大層にも参院の議院運営委員会の理事会に山本太郎を呼びつけて事情聴取が行われ、国会外では大まじめに「議員辞職勧告決議案」の提出までが取沙汰される始末。文科省大臣の下村博文にいたっては「議員辞職ものだ。まさに政治利用そのものだ。安易に看過することがあってはならない」と息巻いている。
「日本の核武装については、今後の国際情勢によっては検討すべきだ」とほざくボンクラがなにを抜かしやがる。「夫婦別姓」問題ではさんざっぱらな変節漢ぶりをさらした腑抜けが。非科学的にもほどがある「親学」なる珍妙奇天烈なお題目では能天気ぶりを思う存分発揮した。下村は能天気極楽とんぼの集まりである「早稲田大学雄弁会」出身。疑似科学のインチキマヤカシ団体から表彰されて御満悦のスカタンが文部科学大臣とはEM菌が放射能を除去して臍が茶を沸かすというものだ。自称予言者のペテン師、ジュセリーノ・ダ・ルースについて、その予言とやらを「90%以上当たっている」とほざいて失笑を買ったことは記憶に新しい。集票マシーンは崇教真光であり、下村自身が熱心な信者である。神道政治連盟国会議員懇談会所属。
下村お大尽さまよ。おまえさんが所管する原子力に関する諸問題でも山本太郎にしたのとおなじように息巻いてみな。話はそれからだ。
法務大臣のポンコツ谷垣(落車顔面裂傷)禎一は「憲法上、天皇は国事に関する行為のみを行い、国政に関する権能を有しない。国会議員が直訴状を提出すれば、天皇陛下を国政に引きずり込むようなことになりかねない」とつまらぬことをほざいている。まともな準備書面すら書けず、公判廷でろくな口頭弁論さえできないボンクラが。「加藤の乱」の際に加藤紘一にすがりついたおまえさんの無様な姿は今も目に焼きついているぜ。そして、さらに、オウム真理教ひとつつぶせない国家公安委員会の長である古屋圭司は「国会議員として常軌を逸した行為だ。国民の皆さんも許されざる行為だと怒りを持ってみているのではないか」だとよ。てめえの頭の蠅を追えってのよ。まったくごくろうさまなことだ。
政治屋どもと霞が関の木っ端役人どもと既得権益/利権に群がり、貪り喰う守旧派。おまえさんがたがやってきたこと/やっていることのすべてが「常軌を逸した行為」だ。